仕事は納まらない

世間はすでに年末年始のお休みムード。うちのスタッフたちも全員お休みに入ったのだが、私は仕事が納まらない。

昨日の夜、社長から

「来年ホールディングス(持株会社)作るから」
「まきちゃん、子会社の社長ね」

と言われた。めんどくせぇ…。

社長といっても名ばかりで、要は労働基準法に縛られず365日24時間合法で無限に働ける便利な兵隊である。

この数年、それなりに責任ある立場をさせて頂いているのだが、利益利益、成長成長という資本主義にすでに疲れた感じもある。40手前にもなれば、自分の能力の限界も分かる。

私はビジネスにはあまり向いていない。

が、いくら疲れようと、向いていなくとも、私が生きる世界はここしかないし、利益と成長がなければ当然お給料もないのである。やらなければ仕方ない。世知辛いものだ。

今年から関わっているパーソナルジムの事業では、安くカジュアルに運動継続のサポートが出来るよう、若いアルバイトを数人雇って新サービスを作った。

アルバイトの子たちは19～20歳。大学でスポーツ科学を勉強している学生や、ボディビルに打ち込むために仕事を辞めたフリーターだ。

筋肉の為に仕事を辞める。その若さが、素直に羨ましい。