
【2022年度】技術士1次試験(機械部門)を受けてきた
こんにちは。
本日は技術士1次試験を受けてきましたので、少し感想を述べたいと思います。
本日の試験の感想
技術士は機械部門で受けることにしました。
技術士一次試験
— カマキリ🐲Python頑張る昆虫 (@t_kun_kamakiri) November 27, 2022
専門はOK
適性は?
基礎はたぶんOK
受けた感触はツイートの通りですが、もう少し詳細を述べると、
・専門:80割くらい(20/25)
・適性:5~6割くらい(8~10/15)
・基礎:6~7割くらい(9~11/15)
※全ての科目5割以上で合格
といった感じです。
専門は過去問通り順調に行きましたが、適性科目がやはり自分の中でネックになっていたので、当日もかなり不安が残る結果となってしまいましたね。
Twitterを見ていると「基礎科目が難化していた!!」という感想を持っている人が多いようでしたが、個人的には難化していた感じはしませんでした。
過去問からの問題が少なく、そのように感じている人が多かったのかもしれません。
ちなみに過去問を解いていた時はだいたい、
・専門:22~24/25
・適性:8~10/15
・基礎:10~13/15
という感じだったので、一応合格圏内にはいるという自信を持って受けに行きました。
じゃっかんのトラブル
今回の技術士の試験を受けるにあたって、大きな問題にはなっていないですが少しだけ面倒なことがありまして・・・それが、
1.受験票を入れた手帳を会社に忘れる
2.基礎科目で同じ問題に2つマークをしてしまう
1.受験票を入れた手帳を会社に忘れる
金曜日に出張があったので手帳を別のカバンに入れてしまい、そのまま会社に置いてきてしまいまいた。
そのことを知ったのが試験前日の22時半で、慌てて会社まで取りに行ったのですが、守衛の人に「もう遅い時間なので、明日の朝7時に来てください」と言われ、仕方なく早起きして7時に会社に取りに行くことになりました。
試験当日の朝から早起きして、会社に行くという面倒なことを経て無事受験票を持って試験会場に行くことができましたが、その時点でちょっと疲れました。
試験は10時半からなので、時間的には余裕があったので問題ありませんでしたが・・・
↓こちらのツイートで前日の最後の悪あがきをしようと思っていたのに・・・・とんだ時間を食ってしまったという感じです。
明日技術士一次試験なので最後の悪あがきでもしようと思います。 pic.twitter.com/MLKaewlWMP
— カマキリ🐲Python頑張る昆虫 (@t_kun_kamakiri) November 26, 2022
2.基礎科目で同じ問題に2つマークをしてしまう
基礎科目は大問が5つ、1つの大問に3つ回答するというスタイルです。
それ以上回答すると失格になるし、同じ問題に複数のマークをしてしまうとその問題の採点が無効になります。
ちなみに技術士一次試験、答案回収時に基礎科目大問5で同じ問題にマーク2つしてたのに気付いて必然的に2問落とすことが確定したのでした。
— カマキリ🐲Python頑張る昆虫 (@t_kun_kamakiri) November 27, 2022
ツイートの通りやらかしてしまいました。
15問中8問以上の正解で合格ということなので、たぶんいけた・・・と思いたい。
どれくらい勉強したのか
勉強を開始したのが6月くらいから。
特に集中して勉強したのが9月と11月。
専門・適性・基礎を合わせると、時間にしてトータル120時間くらいでしょうか。
専門科目は、まずは↓こちらの例題100問を解きました。
これを9月に例題100問を集中的にやりましたね。試験日まで少し余裕があると思い、別の勉強をしていたため11月までノータッチ状態になり、また11月から残りの類題100問を解くといった具合でした。
専門科目については試験日までに何とか、こちらの参考書を1周したことになります。
材料力学はこちらの参考書が手元に合り、解説がとても詳しいため非常に良かったです。こちらの再入門は4巻で完結ですが、基礎編と応用編だけで技術士1次試験は十分です。
基礎科目と適性科目は過去問だけをしました。
3年分の過去問を解いたので、勉強時間はトータルで6時間くらいです。
基礎科目と適性科目に関してはそこまで難しい問題もなく、高校生~大学生2年までくらいの知識を問われるので、過去問対策で十分だと思います。
個人的には適性科目は、法規的な文章の暗記部分があるので、過去問を解きながら解説はしっかり読んで対策しておく方が良いと感じました。
考えても「わからん!!!」ってよくなりましたし・・・
技術士を受けようと思ったきっかけ
技術士を受けようとと思ったのはTwitterで技術士の2次試験筆記について盛り上がっているのを見かけたからです。
2次試験は論述形式で、資格を通して自分の業務内容が磨かれていくと感じたため、まずは1次試験を合格しなければと思った次第です。
資格を取ることに意味があるわけではなく、資格を通して勉強することで自分自身が成長していくということに意味があり、技術士の資格試験はそれに適していると考えました。
あとは、今年の9月に転職をして業界を変えたため、より機械系に近い会社で働くことになったのも大きいです。前職は自動車衝突安全の仕事でシミュレーションをしていましたが、力学や熱力学をメインにしており、ちょっと技術士の機械部門とは違うなと思っていました。
大学は理学部物理なので、材料力学や流体などはメインで勉強しておらず、会社に入って独学で学んだ程度でした。
しかし、今度の会社では力学・材料力学・熱力学・振動・流体など幅広く知っている必要があり、技術士の勉強はそのまま仕事の勉強に直結するといった点も技術士資格勉強の動機になります。
技術士のサポートサイト
技術士のサポートサイトも作ってみました。
全然記事がありませんが・・・
今は1次試験の専門科目(機械部門)の内容をまとめ始めています。
どうせ仕事でも使う知識なので忘れないように自分のために書くつもりです。
今後
まだ技術士1次試験に合格したわけではありませんが、資格勉強については今後の事を考えておきたいと思います。
来年は、計算力学技術者の振動2級と1級
(技術士1次試験が落ちていたら技術士1次試験も追加)再来年、技術士2次試験
計算力学の振動解析は仕事で最も使う知識なので、気合を入れて勉強をしたいと思っているので来年受験します。
もし、来年技術士2次試験を受けるとなると、業務に関して話すことができるのが前職の仕事内容になります。
前職の仕事内容ではなく、できれば現在の仕事内容で技術士2次試験を受けたいと考えています。
大学院の研究、新卒、CAE解析での仕事なども全て自分が主体的に動けるようになるまでに2年弱とだったので、技術士2次試験は来年ではなく再来年の方が良いという想いです。
試験後の自己採点の結果
おそらく合格。
技術士
— カマキリ🐲技術士勉強中 (@t_kun_kamakiri) November 28, 2022
マークミスなければ😃 pic.twitter.com/pkcERUEm42
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