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コン活いろいろ(コンポストの話です)
"コン活"と言っても、こちらは"コンポスト活動"です。生ごみの扱いはこれまでいろいろ試して、今は"ダンボールコンポスト"に落ち着いているけれど、始めたばかりの頃には大失敗もありました。
今回は、コンポストとの出会いのおはなしです。
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コンポストの実物を間近で見たのは、ずっと若い頃でした。ご自宅兼カウンセリングルームのマンション暮らしをされていたおじいちゃんカウンセラーにスーパーバイザーをお願いして、カウンセラーの訓練を受けていた時です。そのおじいちゃんが、ベランダで自作コンポスト使っていたのです。
コンポスト(堆肥化)について知れば知るほど、あの時おじいちゃんカウンセラーが使っていたコンポストは、絶妙なサイズと基材だったのだなぁと、唸っています。
容器は衣類を押し入れに保管する時などに使う、半透明のプラスチックボックスでした。蓋と、底面にはキャスターが付いている、少し大きめサイズです。その中に基材となる土を入れて、毎日出る生ごみをその中で処理していました。現在で言うところの"ミニキエーロ"のはしりですね。
その頃のわたしはコンポストに関心を寄せていなかったので詳細を覚えていないのが残念。基材の土はなにを使っていたのだろう?おそらく底面の排水はしていなかったし、生ごみを入れた後はよく混ぜたら蓋を閉めて、臭いが漏れることはありませんでした。
しばらく使い続けると、ある日種を蒔いて小松菜を育て始める。その間はもう一つ準備したボックスで生ごみ処理をする、という具合でした。
大きくなった小松菜は収穫して食事に。食卓から出た生ごみはボックスへ・・という循環生活。まだゴミ処理の課題も、コンポストという言葉も知らなかったけれど、機能的で美しい暮らし方だなと感動したのを覚えています。
計算されたものでは無かったかもしれないけれど、暮らしから出る生ごみ量と基材量がバランスして、好気性の分解になっていたのかな。匂いも出さず、ベランダ菜園で安心な野菜を収穫できる。
その暮らし方がわたしの中で種となって、後の"コン活"が始まりました。ただ、この時のコンポストがあまりにも簡単そうに見えて、小松菜も順調に成長していたので、牡羊座♈️新月生まれは
「家庭菜園、楽勝〜、すぐできそう」と短絡的になってしまったことが、後の失敗に繋がるのでした。
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