物事の理解と具体と抽象4
前回は ディベーションのイベントの感想を書かせていただきましたが、今回はまた具体と抽象について書かせてもらいます。
物事の理解と具体と抽象
PREP法
人に説明する際に様々な方法がありますが、
その1つにPREP法というものがあります。
このプレップ法も 具体と抽象の往復を何気にやっているということが分かります。
PREP法
P、Point、結論
R、Reason、理由
E、Example、具体例
P、Point、結論
という流れの構文です。
例えば、
P、玄米はダイエットに有効だ、
R、γオリザノールという成分が高脂肪食品への指向性を抑える働きがあるそうです。
E、実際〇〇さんは白米を玄米に変えただけで3ヶ月で○キロ痩せたんですよ。
R,だから玄米はダイエットに有効です。
というような流れになります。
PREP法の具体と抽象の流れ
物事の理解には 具体と抽象の往復が重要であるという話は何度かしましたが、PREP法は見事に具体と抽象の行き来をしています。
上の例で言うと、
PからRにかけて具体化されています。
結論の理由付け なので 抽象的なものを 具体に落とし込んでいます。
RからEはさらに 具体的な事例を紹介しています。
これもより具体的に話を落とし込んでいっていますね。
最後に
EからPにかけては抽象化されています。
具体的な事例があって
「結局どういうこと?」
「これってダイエットに有効ってことだよね」
と見事に具体と抽象の行き来をしているわけです。
ただし 具体と抽象 どっちなのかなというのにもらわれると、
わけがわからなくなることがあるので、そこは注意が必要です。
例えば
P、私は野菜を育てるのが好きです。
R、なぜなら宇宙を感じるからです。
E、畑の微生物の働きと
人間の腸の微生物の働きは似ているし、
種から芽が出て花が咲き実をつけまた種ができる これは宇宙の始まりと終わりに似ている
P、だから私は野菜を育てるのが好きなんです
みたいな文章 だと
PからRは具体的に理由を説明していますが内容的にはかなり抽象的です。
具体と重症に目が行き過ぎると「???」となってしまいますが、
構図としては 具体と抽象の往復が行われています。
このように物事を説明する際には 具体と抽象の往復をすると相手により伝わりやすくなると思います。
まとめ
PREP法も具体と抽象が使われている。
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