【生乾き臭バイバイ】重曹を使ってふきんを煮沸してみた【快適!】
もっぱら部屋干しの私です。梅雨時期は特に乾きづらさを感じます。そして悩まされるのが生乾き臭。
不快なニオイが一度ついてしまえば、いくら洗濯しても取れないんですよね。そうなったら捨てるしかない…とあきらめていました。
殺菌してニオイを取っ払うという「煮沸」、それ自体は知っていたんです。でもどこか手間どってしまいそう。洗濯といったって、洗濯機のスタートボタンを押すことしか知らないわけで…30歳を過ぎて情けないとこんなところで思うとは。(苦笑)
でも、ニオってきたから捨てて買い直すのってなんだか”豊か”ではないなと。
そこで初めて煮沸してみました。すると、ニオイ問題は瞬時に解決!ストレスから解放!気持ちが晴れ晴れしています。
面倒そう…と思った数日前の私のような、あなたにお届けします。(笑)
重曹を使ってグツグツ
「重曹を使って煮沸する」という一般的な方法でやってみました。
用意するもの
・水:お鍋にたっぷり(1リットル)
・重曹:スプーン一杯(大さじ1)
・鍋
内側は黒くコーティングされた素材のものです。アルミ製は重曹NGだそうで、素材は注意ですね。
・トング
先端はナイロン素材のものです。
これらの道具、いつも料理で使っているものです。ニオイが気になるとはいえ、普段から洗濯して食器のふき上げに使っているふきんを煮るだけ。だから、掃除専用の道具は用意しませんでした。(強力な洗剤などを使うならともかく、今回は重曹なのでさほど心配いらず)
抵抗がある方は、料理用とは別にご用意くださいね。使い古したお下がりを使うなどでもいいと思います。
本日のお客様
・食器用ふきん:2枚
無印良品のインド綿大判ふきん、洗い物の拭き取りで使っているものです。においの元凶、とはいえ活躍してくれている働き者です。
乾きはぼちぼち、吸水性は並です。それなりのやわらかさがありながらも、クタクタになりません。1年に一度取り替えるペースで、今や3サイクル目だったかな。
煮沸してみる
やり方はこちらのステップです。
1. お湯を沸かして重曹水を作る
2. 重曹水にふきんを入れる
3. 10分ほど煮る
4. お湯からふきんを引き上げる
5. 洗濯機ですすぎ&脱水
6. 干す
【作業前に】気をつけたこと
主にトングでの作業になるので、特にゴム手袋はしませんでした。食品としても使われる重曹は、掃除用の薬剤としては安全性の高い部類かと思います。ただ温めて使うことで威力は発揮されますので人体にも配慮が必要です。
・熱湯にさわらない
・重曹水にふれない
・じゅうぶんに換気する
このあたりは気をつけました。
1. お湯を沸かして重曹水を作る
ふきんがひたる程度にお湯を沸かします。
この時、火を止めて少しずつ重曹を入れます。(発泡性のある重曹は一度に入れると泡がふき出すため)
2. 重曹水にふきんを入れる
1で作った重曹水にふきんを入れます。
この時、ふきんはあらかじめ濡らしておきます。(乾燥したままのふきんを入れると、意外と重曹水が足りないなんてことになります)
3. 10分ほど煮る
火をつけたら弱火に。そのまま10分ほど煮ます。
ふきんは浮いてくるので、ときどきひっくり返して沈めてあげてください。
弱火でも重曹水は泡ふきっぱなし。そのまま吹きこぼれることもしばしばなので、ご注意ください。(何度か事故を起こしました。笑)
4. 重曹水からふきんを引き上げる
ふきんを引き上げます。重曹水をたっぷり含んでアツアツなので気をつけながら、トングで流しへ。水で軽く洗い流して冷やします。
5. 洗濯機ですすぎ&脱水
洗濯機ですすぎと脱水を行います。もちろん、ジャブジャブと手洗いして絞るでもOKです。
6. 干す
いつも通り、干します。
できあがり
パリッと乾きました。期待通り、ニオイがありません!
食器をふきあげる際に、湿ったらニオイ再発…なんてこともありませんでした。いちいち気にしていたのがバカみたい。ああ、無臭最高。
柔軟剤は使わずに洗って干したものということもあり、仕上がりはパリッと硬めです。
【まとめ】重曹で煮沸するとニオイが消えた
やり方のおさらいです。
1. お湯を沸かして重曹水を作る
2. 重曹水に布巾を入れる
3. 10分ほど煮る
4. お湯から布巾を引き上げる
5. 洗濯機で洗い&脱水
6. 干す
キッチンに立つ時の憂鬱がひとつ解消。めでたしめでたしです。気軽にできたので、お困りの方はお試しあれ。
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こちらの記事では、写真付きで手順をまとめました。