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食卓が退屈ならお皿の上でショーを繰り広げてみる
普段の食事ではなかなか最後の一口まで楽しめない。
特に一人だと会話もできず食べることだけに向き合うしかない。
それだと退屈だから動画やSNSを横目に食べるなんて方も多いと思います。
ここのところ純粋に「食べる」ことを楽しめていないなぁと思い、楽しい食事について考えてみたいと思います。
楽しみを奪われるってなんだろう
よく五感を使って堪能しろ、なんて言われますね。
食事を楽しめていないというと、食べ物を口に運ぶ「作業」になってしまっていると思われます。
理由1:好きなものがなくなる
好きなものを食べる時はワクワクして口に入れますが、そういうものがどんどん減ってくると食べる意欲って減ります。
理由2:徐々に飢餓感がなくなる
お腹が満たされてくるから、単純に食べたいという欲求(楽しみ)がなくなってきます。
理由3:残り物感が出る
最初は完成された状態で出される料理。
整っている状態がどんどん崩れると、残り物感が出てくる気がします。
大人数で食べる大皿料理ならともかく、一人分を食べていても”残り”の感覚をどことなく感じてしまいます。
「あとちょっとで食べ終わっちゃう」って感覚が芽生えればいいのですが。
なにから手をつけようか、最初はワクワクしますよね。
食べるに連れて期待感が減っていく
食卓に並べた時のワクワク感や楽しみはひたすら奪われて、知らずのうちに期待感が減っていく感覚です。
・ 好きなものが減る = 好きなものが食べられるという期待感が減る
・ 満腹感が増す = 食べて満足できるという期待感が減る
・ 崩れて残り物化する = もはや期待などない
楽しみを増やすには
「期待感」をどうするかがキーポイントになりそうです。
1. もともとの期待感を上げる
・ 好きなものを入れる
・ 新しい食材を使う
・ 知識を蓄える
2. 抑揚をつける
・ 形態の変化をつける
食べ始めの期待感を上げるだけだと食べるに連れて下がる一方なので、食中の工夫もあった方が楽しめそうです。
展開のあるショーや演奏は長くても飽きないように、食事にも抑揚をつけて楽しみます。
例えば私がよくやるサラダの例だと、3段階ほど踏むことを意識します。
いただきます → 第1形態 → 第2形態 → 最終形態 → ごちそうさま
見た目(崩れて混ざる)・食感(しんなりしていく)・味(一体感が出る)の変化を楽しみます。
お皿の上だけでどうにかならなければ、どこからともなく調味料など登場させて味変してみたりです。
単純な右肩下がりではなく、揺らぐ感じです。
他料理なら、温度変化でとろけさせたり、切ることで中身を見せたり、より大げさに崩したりしてもいいと思います。
【まとめ】食中のイベントを仕込んでいく
作業化するのが一番悲しいから、ちょっとした工夫を駆使しておいしく食べたいものです。
おわりに
ご覧いただきありがとうございました。
この梅雨前後は天候の変化で食欲失せたりする微妙な時期です。
私は6月終わりでいくらかぐったりしましたが、治りました。
みなさんも体調変化にお気をつけくださいませ。
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