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クライアントワーク【社内報を作りたい】に応えるチャレンジ②

先日の会議では「社内報のタイトルを決める」ことができました。
それぞれ持ち寄ってきた意見を出し合い、誰かのアイデアからヒントを得て新しい案が出たり…。
改めて発行する「目的」に立ち戻って、それを表現しているタイトルかどうか、など、参加者全員が納得できるところまで話し合いを進めていきます。

大切なことはA案かB案かではなく,C案を見つけること

「タイトル」なり、「理念」なり、複数の参加者でひとつのコトを決める時に大切にしていることがあります。
それは、みんなが納得するまで突き詰めていくこと。

私はとっとと決めちゃいたい派なので、ついつい「これでいんじゃない?」とその場を収めたくなってしまいます。
案がたくさん出ているうちはいいですが、いつしかそれは底をつき、停滞感が生まれる時間があったり…。

その過程ではこれがいいんじゃないか、という、いくつかの「候補」が上がってきます。

重要なことは、その中に求めるものがないかもしれない、と理解しておくこと。候補の中のどれかに決めてしまいたくなりますが、実は

本当に求めるものは、その机上に上がっていない

ことが自分の経験上はほとんどです。

それで、さらにみんなで考える。
とにかく、なんでもいいから意見を出してみる。
そして、どんな意見も、一度受け取ってみる。

すると…
どこかのタイミングで、わずかな光が差す瞬間があります。

あれ? ちょっとそこ掘り下げてみよう。

ん? ちょっといいんじゃない? もう少し。

一文字ずつ、言い方を変えたり、別の言葉を当てはめてみたり。

そこを突き詰めていくと、いつしか今まで全く出てこなかった
C案に辿り着きます。
それは、A案やB案とは似て非なるもの。
最初は出てこなかった案ですが、その場の空気や参加者の熱量で、湧き上がってきたものです。

それこそが、その場での結論。

ひとまず、そこは一度それでOKとして議論を終了しましょう。
もちろん、冷静になって考えてみて、やっぱり違ったなってことになればまたゼロから考えてみてもOK。それくらいの柔軟性は持ちましょう。

会社員時代。新しく作る雑誌の理念づくりに一年かけたことがありました。
でも、それくらい、文字や言葉にこだわって、想いを言語化したものは、その後の事業活動の根底に脈々と流れる力強いものになってくれます。

時間をかけることが良いとは思いませんが、それなりの時間は必要。
それも、参加者が主体的に関わる、という姿勢が重要です。
その場の空気感が大切なんですね。

だからこそ、こうしたブレーンストーミングの際には

  • 人の意見を否定しない

  • 思ったことは口に出してみる

    上記のことを会議の前に参加者全員で共有することが大切ですね。

おかげさまで、社内報のタイトルは、今後の方向性や発行の意味も含みつつ、かつシンプルで力強いものになりました^^

この後は、実際の原稿作りやデザインに入っていきます。


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