フリーランスからの道 DAY25
値決めのむずかしさ
フリーランスとして開業し、これまでご縁のあった方から声をかけていただく機会もポツリポツリと出てくると、
「料金表ありますか?」
「見積りお願いします」
と言われることも増え、そろそろ値決めをしないと、と思いながら、日々悶々と考えております。
頼まれるお仕事だと「●●円でお願いします」と言われるので、いわば楽。断れる状況ではないので「もちろんやります!」の一択です。
でも、お客様と直接打ち合わせさせてもらって、
こういうことがしたい、こういう部分を手伝ってほしい、
ついてはいくら??
となると、、
自分の価値ってお金にするといくらになるんだろう?
が最近の悩みです。
フリーランスの人、みんなどうしてるの?
もちろん、これくらいは欲しいという欲求や
時給で考えるとこれくらいが妥当?
でも、その金額に見合う価値を提供できるのか?
と考えれば考えるほど、見積書の値段が上がったり下がったり…。
キーボードを叩いては消し、電卓を叩いては消し。
こんなに悩む理由の一つは、私が提供するものが無形だから。
形があるものって改めて価値が見えやすいんだなと。
値段にしても、原材料費、加工費、流通費、人件費、と想像がつきやすい。
でも、取材したり、そこから文章を書いたり、キャッチコピーを考えたり、企画を考えたりって、原材料費はない代わりに、脳みそをめっちゃ使います。いろんなことを考えたり調べたり、相手の気持ちを汲み取ったり、お客様のお客様が求めているものは何かを考えたり…。
でも、それって「目に見えない」んですよね。
だからどうしても「時間換算」になってしまう。
そして、「弱気」になってしまう自分がいるんですよね。
価値を決めるのはお客様なんですが、その価値を自信を持って提供できるようになりたい。
そのために勉強しなくてはいけないことはまだまだまだまだあるな、と感じる最近です。
声をかけていただけるのはありがたいのと、後輩や周りのことを考えると、自分だけ安価で提供するわけにもいかない。
きちんと、アイデアに対してお金を払ってもらえるようになれば、その後の人たちも活動しやすいのかなと。なんとか自分を奮い立たせております。
・ライター
・取材・文章作成
・編集
・企画
などをやっている方、どんなふうに「値決め」をしているか教えてほしいです。