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宇宙最強を目指すSFバトル漫画『終極エンゲージ』が面白い

たぶん、最初のほうは買っていて、なぜか途中は全然買わなくなって、気がつけば完結していた漫画でした。なので読み終わったときに、2020年完結かなと思って確認したら2018年で、、ってかんじですね。

あらすじ
「最強」こそ女王の証!宇宙王子の妃を決める一大イベント、『女王決定戦』の覇者となるべく、全宇宙から強者たちが地球に集う!異種間SFバトル開幕!
少年ジャンプ+より引用)


主人公は好奇心全力投球タイプ

漫画の感想を一言でいうと、宇宙がテーマという意味で『彼方のアストラ』に近いのかなと思っていましたが、

「なかなか設定が面白いな」というのが最初の感想です。

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『終極エンゲージ』(江藤俊司/三輪ヨシユキ/集英社)1巻より引用

宇宙で一番の王の結婚相手は一番強いやつだとスタートするわけですが、その慣習が代々と受け継がれ、天才的な王子が誕生するわけです。

こんなかんじで。

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『終極エンゲージ』(江藤俊司/三輪ヨシユキ/集英社)1巻より引用


ここでちょっと脱線しますが、この主人公クリスは本当に好奇心の塊。倫理よりも、どこまでも自分が気になったことを実験しないと気がすまないタイプです。

ぼくも近いところにいる自覚はありますが、一定の倫理観を持っていますし、善悪の区別もつきます。このリミッターが外れるとき、にんげん(漫画の設定だけど)は物凄い行動をとりますが、ふと「何が本当にだめなのか?をしっかりと話せる人はどれだけいるんだろう?」と思いましたね。


カルキと結婚するはずが?!

話はまた漫画に戻りますが、1巻の途中からすでに次の展開に進みます。

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『終極エンゲージ』(江藤俊司/三輪ヨシユキ/集英社)1巻より引用

ここから1つずつ惑星を渡り歩き、クリスの作り出したクローン(カルキ)をどんどんレベルアップさせ、1年後の女王決定戦に向けて準備を進めていくのが本筋です。

が、そんな誰もが予想している展開にはなりません。

全5巻完結ですが「最終的にはそこにいくんだ」という感じで、読み終わってみると別のスッキリ感も生まれているので、最初から全てを練ってから描かれているのかなと思った作品でした。

この《終極》という言葉と《エンゲージ》という言葉の意味も、後々わかるのが楽しいです。悲しいシーンもありますが、総じてプラスになれるとぼくは思います。

個人的にはどこまでもクリスの好奇心が爆発していく描写がツボでした。

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『終極エンゲージ』(江藤俊司/三輪ヨシユキ/集英社)2巻より引用


この書き方で伝わるか悩ましいですが、『彼方のアストラ』を読んで感動したけど、「最近はそういう作品に出会えていない」「ちょっと物足りないな、今」と思ってる人が読んでみると良いんじゃないかなって思いましたね。

(ヘッダー画像引用元:終極エンゲージ公式アカウント


それではまた明日!


最後に。
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