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「オス!」と「ゾス!!」について

前回はぼくが総務に異動したあとの最初の仕事として社宅担当につき、そして早速の大仕事をなぜかこなせたってところで終わったわけです。まだの方はこちらをご覧ください。


そして、ここからぼくは社宅担当から事務所担当、通信費担当と色んなことを経験して成長していくわけですが、その前にそろそろこのことに触れないといけないなって思ったので小休止というか、なんというか。


ぼくが毎回このnoteを書きシェアをすると、元光通信の人とかがこんなコメントをくれます。



ゾス!!!!!



と。


みなさん、何のことを言ってるかさっぱりわからないかもしれませんが、そう、光通信出身者であれば絶対に聞いたことがある言葉「オス!」「ゾス!」です。


そう、いつからでしょう。ぼくがオス!って言い始めたのは。
いま思えば、一番最初に書いた合宿の行きのバスの中でも光通信の歴史的なビデオ(プロジェクトXのようなやつ)を見て、思いっきり宗教っぽいなって思いました。(言い過ぎてたらすみません)


その合宿では「社訓」をメインに大声を出し続けてたわけですが。
(そいうえば社訓自体を書いてなかった。)


光通信社訓
一つ、我々は常にロマンと美学を持って行動すべし
一つ、我々は常に謙虚で素直な気持ちを持って行動すべし
一つ、我々は常に全体の調和を考えて行動すべし
一つ、我々は常に真のエネルギーを持って目的の為に純粋な行動を取るべし
一つ、我々は常に不可能の向こうに可能が、あきらめの向こうに成功があることを信じて行動すべし


これを合宿中はずっと叫び続けて、OKをもらったらというシステムでしたが、社訓は光通信で生きていく上では本当に大切なことの1つで、いざ業務にはいると当たり前のように暗記してないといけないし、朝礼の時とか、指名された人は両手を腰にあて「社訓、一つ、我々は....」と大声で発声し、それにみんなが続けて発声するという文化がありましたが、、、
話を戻しますと、それと同じくらい、いやそれ以上に大切な言葉が「オス!」です。


ぼくは入社時の一番最初の合宿中に挨拶のことを光通信では「オス!」って言うと教わりました。そしてそれは「おつかれさまです」を略すると「オス!」になるんだと。これはきっとぼくの世代ではというかんじで諸説あるはずです。おはようございますを略するとか。(たぶん)


そんな「オス!」なんて挨拶を(空手じゃあるまいし)、いつ使うんだろうって思いながら、保険のコールセンター時代はほぼ出勤することなく、飛んだので(詳しくはこちら)、先輩が「オス!」なんて言ってることを聞くことがありませんでしたし、そのあと総務に異動したあとにも管理系だったので(あとから考えるとたまたまですが)、「オス!」って聞くことはありませんでした。


そして、ついにその日がきました。
ぼくは上司であるマネージャー(一般的な会社では課長職)と一緒にある事業部の役員の部屋に行ったときでした。



「オス!橋本、入ります!」



って、上司である橋本マネージャーが言ったんです。
(結局名前出すんじゃん、、橋本さんすみません)

ぼくは戸惑いましたよ。そしてとりあえず「オス!」って言いました。言ったつもりです。これがきっかけです。


その後、ぼくはやっぱり恥ずかしいなって正直思ってたので、一人で偉い人のところに行くときは「オス!」ではなくて「おつかれさまです」って言ってました、ここだけの話で。


でも、自分が少しずつ昇格していくと、会う人も偉い人になっていって、、、そしてその中で自分もどんどん覚醒していって(この話はまた今度ですが)、気がつけばぼくは当たり前のように「オス!!」って言えるようになってました。


そして、、

これもまたあとの話になりますが、ぼくは何ヶ月かだけ、当時の光通信の社長である玉村社長の直下だったことがありました。その時のぼくは、、、もう「オス!!」なんてものではなくて「ゾス!!」って言えるようになってました。


みなさん、これも諸説ありますが、ぼくは先輩に「ゾス!!」「オス!!」の上位互換だと教わりました。

「ゾス!!失礼します!」といって扉をノックして社長室に入るわけです。そのときはぼくもそれが当たり前なんだって思ってましたね。もう染まりまくってますね。


またいつか色んな伝説について書く日が来ると思いますが、ぼくの年代での教わり方はこんなかんじですかね。




それではここで「オス!!」 または「ゾス!!」の使い方をご紹介します。


①日常挨拶
これは本当に当たり前ですが、「オス!鎌田です!」という感じで使います。基本中の基本ですね。会話が終わって退出する際にも「オス!失礼します」って言ったりもしますね。


②返事の際に使います
これも普通なんですが、上司の役員にやっとけよ的な指示を出されたときに「オス!」って返事します。


③メールの挨拶にも使います
ここまでのくだりで、対面の際に使う言葉としての認識を持たれた方もいるかもしれませんが、メールを上司に打つときにもまずは「オス!」からはじめて本文がスタートします。


④何も無い時にも使います
意味はありません、ただなにかのときに「オス!」って言えば大丈夫なときがあります。


⑤たまにさらに進化します
10000人以上、そして年齢幅も色々と散らばってる光通信グループなので「オス!」も進化・変化しますので「ザス!」っていう人もいれば「オスオス!!」っていう人もいます、さすがです。(諸説あります)


こんなところでしょうか。
各企業、いろんな文化はあると思いますが、光通信と聞いてまっさきにこの言葉を連想される方も多いんじゃないなと思います。


ぼくの光通信物語の中でもそろそろ説明しておかないと普通に今後使っていきそうなので今回はちょっと脱線(?)して書いてみました。


最後にこれを書いて終わりたいと思いますが、今日書いたこともすべてぼくにとっての事実です。笑


それではまた明日!




補足(毎回言います、初めて読んで頂く方もいらっしゃるので)
当時2003年といえば17年前の出来事であり、ここで書いてあることは面白いようになにかを誇張した部分は全く無いですが、自分の記憶をたどってなので全部が細かく正しいかって言われるとそれは自信ありません。
あくまで1つの読み物として捉えてください。

また第一回目の冒頭でも書きましたが、ぼくは大変お世話になった会社のことを悪く言いたいつもりはありません、また絶えずいろんなメディアでも発言してますが、生まれ変わってもまた光通信で働きたいです。本気でそう思ってます。この気持ちだけはみなさまに伝えておきたいです。





最後に。
読んで頂きありがとうございます。
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鎌田和樹
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