笑って泣いて感動した実話『劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』

ゲームがベースとなっている映画なのでスッキリ見れました。

ぼくもFFが大好きだったのと（最近よりも昔のⅤ〜Ⅶあたりが一番好き）、実話というのに興味をひかれましたが、ゲーム内の映像が本当にきれいで、サウンドトラックにもゲームの世界観が溢れ出ていて最高でした。

あらすじ

誰にでも覚えのある、 親子のすれ違い。なんとかお互いの本音を語り合うことが出来たなら――そんな願いは、きっとみんな同じはず。 でも、 ある青年が考えた〈父との絆を取り戻す計画〉は、 とんでもなくユニークだった!! そして、その計画を日記としてブログに連載、 たちまち人気を集めて累
計アクセス数は1,000万を超え、連載最終回がYahoo! ニュースで取り上げられるほどの話題となった。SNSで爆発的に広がった熱い支持の声により、ネットの世界を飛び出して書籍化が実現、さらにテレビドラマ化もされた感動の実話が、ついに映画化――!!
仕事一筋だった父が、突然会社を辞めた。 母と妹も一日中ボーっとテレビを見ている父を、遠巻きに眺めている。父の本音を知りたい、そんな願いに突き動かされたアキオはある計画を閃く。 子供の頃、一緒に遊んだ思い出のあるゲーム「ファイナルファンタジー」 のオンラインの世界に父を誘い、
自分は正体を隠して共に冒険に出るのだ。 アキオは顔も本名も知らないゲーム仲間たちの協力のもと、計画を進めていく。 だが、この時のアキオは思いもしなかった。父に、誰にも告げていない秘密があるとは――。

（映画『劇場版ファイナルファンタジーⅩⅣ 光のお父さん』公式サイトより引用）

さて、本編に少し触れていくとすると、まずは仕事一筋だったお父さんが退職します。なぞに。

その謎を全然話してくれないお父さんをゲーム内に引き込んで本音聞いちゃう《光のお父さん計画》を通じて、最終的には答えを見つけるって感じなんですが、ぼくはこんなシーンが印象的でした。

幼少期を回想するときに出てきた、お父さんと一緒に遊びたい子供の気持ち、約束はしたけど忙しくて全然かまってくれなかったお父さん。

これ、ぼくにも全く同じ体験がありました。

どちらかというとそんな素直な気持ちを直接伝える事ができずにモヤモヤしていたタイプで、一生懸命働いてくれているのは理解していたけど、寂しかったなぁっていうのがフラッシュバックしましたね。いつの日も子供はかまってほしいんでしょうね。

2つ目は、ゲーム内で話しかけられたお父さん。キーボードがないのにどうやって会話するんだろう？？ってなったところで、PS4のコントローラーに声を直接吹き込む感じ。

これってたぶん今どきの人には絶対に伝わらないと思うんですけど、ぼくが一番最初にゲームをしたのはファミコンで、その時は自分の声をゲーム内に吹き込むってことができたんですよね。きっとお父さん世代の人たちはドンピシャでファミコン世代なんですよ、そこはツボでしたね。

3つ目は、お父さんが息子に質問するシーン。お父さんがゲームをはじめるとき、息子はそのゲーム内でお父さんと会うために別の部屋でバレないようにゲームを進めていました。

でもゲーム素人のお父さんは全然やり方わかりません。いちいち事が起こるたびに、娘がかわりに息子の部屋へ行って「次どうしたらいい？」と聞くことに。すると2人の間を何度も何度も往復することになるわけで、最終的には「直接話しなよ！」と。

このくだり、ぼくも小さい時に手が離せないことがあって自分の部屋にいると、弟がやってるゲームのために母親が何度も往復するってことがあって、、なんとなく全部懐かしいですよね。

4つ目、お父さんがゲームに順応していくのがめっちゃ面白い。
本当に面白い。これは言葉で書くと全然伝わらないので本当に見てほしい！本当に最高でした！！

この映画は見始めてからずっと笑っていました。

こんなにも温かい映画だなんて思ってもみなくて、坂口健太郎さんも吉田鋼太郎さんも最高です。本当に最高。吉田鋼太郎さんの演技が特に笑いのツボを押さえているというか、でもほっこりするというか。家族構成としても娘役の山本舞香さん、母親役の財前直見さんもすべて素晴らしかったです。

加えていうなら、冒頭で話した謎が、、これは本当に最後までぐっと来る展開になりました。

そして最近はNetflixを1.5倍速で見るという特技を身に着けまして、これによってぼくの映画を見るスキルが格段にアップしました。これは本当に嬉しい発見です。それからこの映画を見ていたら、ゲームめっちゃやりたくなっちゃいました。FFⅩⅣはやったことないけど、、楽しいかなぁ。

お父さんがどうして退社したのかってことは、映画を最後まで見て、謎を解いてほしいですね。笑って感動して、泣いて感動して、です。

映画『劇場版ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん』公式サイト

（画像引用元：『劇場版 FFXIV 光のお父さん』公式）


それではまた明日。

最後に。
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