
流行るサービスと映画に共通するワンチャンの近さ|『チャーリーズ・エンジェル』
今日は映画の話です。フライトでたまたま『チャーリーズ・エンジェル』を観ることができました。2月21日公開ですね。
いつまでたっても好きなのは
前回は『ナイブズ・アウト』っていう探偵ものの映画を紹介しました。そこではおすすめですよって言ってるんですけど...まあ、そうはいっても、ぼくの点数は低かったんですよ。理由は単純で登場人物が多かったなって。がゆえに、説明の時間も多かったし、トリックも複雑じゃなかった。
最近こそよく映画を観てますけど、昔は『チャーリーズ・エンジェル』とか『オーシャン11』とかが好きで観ていました。ぼくにとっての全盛期みたいなものです。だから『チャーリー・エンジェル』っていうと、キャメロン・ディアスとか、あの頃なんですよね。ルーシー・リューとか。
あの3人が、セクシーとエロが混じりながらも、しっかりとコンテンツになっているんですよね。そこに”あの音楽”が鳴るともう面白いというか。ワクワク感がある訳じゃないですか。「これがアメリカだ!」みたいな。
あの『チャーリーズ・エンジェル』が強すぎて。ぼくはあんまり海外の女優さんとか分からないので、今作も多分有名な方とかいらっしゃるんでしょうけど...ぼくはもう、いつまでたってもキャメロン・ディアスが好きなんで。
こう「面白いのかな?」みたいな感じで最初は観始めたんです。そうすると最初の10分くらいからもう世界観どっぷりでアクションあり、セクシーありですよ。
『チャーリーズ・エンジェル』のいいところって、余分なシーンが無いところだと思うんです。最初の導入のシーンも最後まで話が繋がってくる、余すところのない2時間でした。伏線もよく回収するし完成度が高い。
『ナイブズ・アウト』みたいに名探偵とかって謳っているミステリーよりも、『チャーリーズ・エンジェル』の方がネタ回収も含めて一つのコンテンツになっているって感じました。
最終的には可愛く見えてくるエレーナ
今回の満足度なんですが、ぼくはめちゃくちゃ高かったですね。
ビジュアルでいうとその女優さんが好きとなってしまうので、そういう意味ではどこまでいってもキャメロン・ディアスが好きなんですけどね。憧れるじゃないですか男性としてあの金髪女性美女に。
ただ今作でいうとエレーナっていう天才エンジニアがいて、彼女はそもそもがチャーリーズ・エンジェルじゃないんですよね。最後までチャーリーズ・エンジェルじゃないんですけど、ただ一緒に行動することが増えていくんです。それで僕、最終的に彼女のことが可愛いと思い始めるんですよ。
HPを見ると『オデッセイ』にも出てるんですね。機内でもう1つ観た映画が『オデッセイ』だったんです。ぼく宇宙も好きなんですよ。『インターステラー』にも悪役でマッド・デイモンが出てくるじゃないですか、だから『オデッセイ』を観始めたときに「あのマッド・デイモンだったかな」って思ってしまって。
「あれ、これ俺、1回観てたかな?」って思って(笑)
『アドアストラ』は観てないんですけど、『インターステラー』は、めちゃくちゃ面白かった。『アドアストラ』は、つまんないって言われている。『ゼログラビティ』は、僕はいまいちだったんですよね。
なので『オデッセイ』はどうなの?って思って、『チャーリーズ・エンジェル』のあとに観ちゃったんですけど。『オデッセイ』の話は話で、また今度したいんです。あれもめちゃくちゃ面白かったんですよね。
チャーリーって誰なんだ?
このあたりで『チャーリーズ・エンジェル』に話を戻すと、毎回チャーリーって誰なんだっていう疑問があるじゃないですか。
少しずつですが...
少しずつですが、またそれも。「あれ、そういうこと?」みたいな。
そもそも組織がこういうものなんだなっていうのも、少しずつ全貌が明らかになってきます。HPにもあると思うんですけど、今作は新エネルギー源”カリスト”っていう、軍事利用ができちゃうような機械を盗まれるところから始まるんですけど毎回『チャーリーズ・エンジェル』って、よく分からない悪の組織と戦っていく訳じゃないですか。敵にラスボスがいて。
でも、今回はちょっと違うよって感じです。
これから初めて『チャーリーズ・エンジェル』を観る人は、過去作を1、2個観ていた方が楽しめると思います。例えば、ボズレーって出てくるじゃないですか。あれって部長とかと同じ呼称なんですよ。「あ、そうなの?」「ボズレー何人もいた!」みたいな(笑)
今作はチャーリーズエンジェルの組織体みたいなものが少しずつ垣間見えてきますね。秘密基地とか、扉が開いて隠し部屋があるとか、やっぱ憧れるじゃないですか。『チャーリーズ・エンジェル』って『オーシャンズイレブン』とかも似てますけど、そういう要素満載なのが観ていて面白いですよね。
流行るサービスの共通点はワンチャンの近さ
とはいえ、今作はリバイバルなので近代的で今の世の中にマッチしているんですよ。ぼくは『バックトゥー・ザ・フューチャー』が好きなんですけど変な話、デロリアンが空を飛ぶあの時代って2018年くらいのはずなんですけど「実際車が空飛んでますか?」っていうと、ちょっと違うと思うんです。
それに比べて今作に登場していたメガネはスカウターみたいになっていたんです。それって「ワンチャン本当にあるんじゃないかな?」って思えるところなんですよね。
あまりにも行き過ぎた世界観になると、例えば『アバター』とか。そうするとちょっと「これSFだよね」ってなっちゃうんですけど、そこまではいかない。今作はそういう位置付けだったと思うんです。
例えば「超ハイテクノロジーのものが流行りますか?」って言われると、僕は「何とも言えないな」と思っていて。
よく経営者同士で「こういうサービスが今流行っているんですよ」って話をしていると「あ、これ昔俺がやってたやつだ」とか。ちょっと時代を先取りし過ぎたっていう話がよく出てくるんですけど、やっぱりその時代にマッチしていないとダメなんですよね。早くてもダメだし、遅過ぎてもダメみたいな。
ちょうどよく色んな人が理解できるくらいが1番いい。まさに映画もそうですよね。ぼくは観てないんですけど『インセプション』もそういう設定だよって言われているから、観れるんだと思うんです。昔でいうと『フィフス・エレメント』とか。
「設定です」っていえばそれまでですけど、同じ時代の中でパリとか現世とか色んなシーンが出てくるみたいに、あまりに突拍子もないことでもダメだし。でも海外の隠れ倉庫とかだと「こんな風になっているのかも?」って思えますよね。そういうワンチャンの近さみたいなのがあったりすると、余計に浸透しやすいと思っています。
今作のキャスティング
ぼくは『チャーリーズ・エンジェル』を作るときって、キャスティングの概念をもっと超えたことろにある気がしていて。
世の中のトレンドとして、いろんなメンバーをキャスティングするっていうことがいいと思うんですけど。たぶん『チャーリーズ・エンジェル』を好きな人は、こういうものが好きだろうっていう、メンバーバランスだったと思っています。
HPにも書いてあるんですけど、レベッカっていう元エンジェルのボズレーが出てくるんですね。僕からすると、今回のチャーリーズ・エンジェルではないけれど、レベッカも綺麗っていう。
彼女が1番、僕のイメージするチャーリーズ・エンジェルに近いです。
今回は1人が天才エンジニア、1人が変装のプロで...
あ!たしかに、HP右上のサビーナはめちゃくちゃ綺麗だったんですよ。
これは冒頭のシーンですね。
この後に、ショートになったサビーナが出てくるのでギャップが凄過ぎて。僕は髪の毛の長い女性が好きなタイプなので、「あれ?」みたいな(笑)
やっぱり個々が強いんですよね。
他にも、ジェーンは元MI6で銃の使い手としてもそうですけどアクションが凄いんですよ。高いところから飛び降りたりとかもそうですし、やっぱもう体一貫って感じがしてて。なので、メンバーバランスが最高なんですよね。
結局のところは、これまでのシリーズをしっかり踏襲されていますね。そして、前回を越えるべくして作っているのが、『チャーリーズ・エンジェル』ですよね。ちゃんと。
――機内で鑑賞されたとのことでしたが、今回はアクシンデントに見舞われることなく楽しめましたか?(聞き手:Erina)
今回はね、機内なんでね。
私事でいうと、用意された機内食はほとんど食べないんですよね。これまで和食、洋食と頼んできて。その上で、何を食べたいかって考えると、普段食べないものを食べたいとなるじゃないですか。
なので、夜からのフライトだと夜食が出てきて、その後に朝飯もパンとか出てくるんですけど、全部いらないとまず言います。
それなのに、急に。
夜、映画を観ながら...
メニューにラーメンがあるんですよね。
一風堂のラーメンで味噌ラーメンなんですけど、バターがまるまる1個出てくるのでそれを溶かして食べるんです。この贅沢を途中にはさんだお陰で、食べないといけないのか、観ないといけないのか、ちょっとね。苦しむ瞬間はありましたよね(笑)。
あと飛行機の中で集中はしているんですけど、映画館よりは集中していないのでスマホが。でも機内モードだから...
あっ!飛行機のプチネタとして、いつも2,000円ぐらいでフルタイムでWi-Fiを借りるんです。でも今回はお金を払ったのに電波の調子が凄く悪くて、全く使い物にならないっていう。
電波が強くないとSlackとか使えないんですけど、LINEやInstagramのようなSNS系は電波が弱くても使えるんですね。それなのに全然使えなくて。僕は単純に2,000円を無駄にしたっていう。こんなに電波がないところで生きていくのは辛いんだなっていうのを久々に体験しました。
びっくりですよ、全く(笑)。
今日はこんなところで!
読んで頂きありがとうございました。また今週いっぱいでサークル募集をしてますので宜しければぜひ。またいいね・スキもよろしくお願いします!
いいなと思ったら応援しよう!
