UUUMの教材にしようかなと思ったマンガ『マンガに、編集って必要ですか?』
月曜日だけどマンガです。
やっぱり今年はいろんなことがありましたが、一言でいうとコロナに尽きると思います。会社は12/25を最終出勤日としているので、この連休中には自分が書きたいこと、伝えたいことをnoteにしようかなと。
そうすると必然的にマンガが多くなりました。
さて、このマンガはKindleにあったんですが、どうして買ったのかは謎です。でも、ずっとタイトルが気になっていたのをやっと、先日の宮崎出張へ向かうフライトで読みました。
ぼくもよく聞かれるんですよね。
「YouTubeって自分でできるのに事務所は必要ですか?」と。
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)1巻より引用
答えはこのnoteの最後に書きますが、そういう意味でもタイトルから共感が持てました。そして「自分が思い描いていることと、実際は?の間を埋めてくれる作品かも」と思って読みはじめたんですよね。
そうしたら、本当に共感するところが多かった。
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)1巻より引用
ここらへんのズレとかも、よくわかる。
少し話がそれますが、最近聞いて面白いなと思ったことがありました。反抗期を迎えた子どもが「どうして親なのに自分のことを理解してくれないの?」と感じる仕組みについてです。
たとえ親だとしても、子どもとは20以上も歳が離れていることが多いから、ジェネレーションギャップがある、と言われて妙に納得しました。笑
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)3巻より引用
ここらへんもドンズバですよね。(言葉古い..)
それから「クリエイターのマネジメント、そしてマネージャー(UUUMではバディと呼びます)は、出版社における編集と似ている」とよく言われます。
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)2巻より引用
そう、編集の仕事ってなんなんでしょう。
YouTubeもそうですが、数字が全ての世界でありながら、評価のすべてが数字に表れるわけでもない、そんなこともあると思います。今年の6月に書いたnoteでは、クリエイターの退会について触れましたが、ぼくはそれでもUUUMという会社が存在する必要があると思っています。
もちろん目先の金額、自分たちのチカラ、そういったことを考えていくなかで、これまでとは違う選択をする人はいるかもしれません。
それを間違いだと言い切ることはしませんが、ぼくはクリエイターの本質はつくること、お金勘定とは関係なく「世の中に対して自分を表現できるものを発信したい」という欲求が根底にあると思っています。
ここがビジネスマンとは違う。
それを支えるのがぼくたちの役割です。
確かに、1人でできることではあるかもしれませんが、「クリエイターとして集中しなければ辿り着けない世界がある」そう思っています。
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)2巻より引用
そんなことをマンガという形で表現してもらえた作品でした。話を戻すと、このマンガは全3巻ですがめちゃくちゃ面白いです。最後のところなんて....
『マンガに、編集って必要ですか?』(青木U平/新潮社)1巻より引用
しかも、坂本さん(担当編集者)が速攻1巻で失踪します。笑
でも茶番のような大どんでん返しがあるとか、そういうことではないです。純粋に作品、作家、編集、出版社とそのまわりの関係者について、最後まで考えさせられるマンガでした。
素晴らしかった、UUUMの教材にしようかな。
それではまた明日。
最後に。
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