いいね獲得に奔走する元不良バンカーの成長記『最強伝説 仲根』

読み方は最強（さいきょう）じゃないよ、最強（さいつよ）だよ。

そもそも言ってなかったかもしれませんが、ぼくはカイジ、そして福本先生の作品が好きです。以前はカイジのスピンオフ『中間管理録トネガワ』について書きましたが、

今日はそのまたスピンオフの『最強伝説 仲根』についてです。

やわらかスピリッツ

あらすじ

銀行マン・仲根　再臨！！

今度の舞台は、田舎町。
“金もなければ、夢もない”
漫然と日常を生きる若者・小谷と
仲根が出会い･･･

新たなる最強伝説が幕を開ける･･･！！

（やわらかスピリッツより引用）

そもそもカイジのスピンオフではなくて、黒沢に登場する仲根というキャラクターが主役となった漫画です。ボンボンの不良キャラから、大人になり、社会人となり、就職した後の姿が描かれています。

意外かもしれませんが、福本先生の漫画では時事ネタがバンバン出てきます。かなり経済に触れていることも多いんですよね。

『最強伝説 仲根』（福本伸行/横井憲治/上原求/新井和也/小学館）2巻より引用

これを語れる仲根はたいしたもんですよね。こんなことを漫画から勉強できるとは思ってもみませんでした。まだ単行本は2巻までしか出ていないですが、仲根がどんどん仕事を中心に人間として成長していくのも面白い。

このコマは特に印象的ですね。

『最強伝説 仲根』（福本伸行/横井憲治/上原求/新井和也/小学館）1巻より引用

「やらない理由ではなく…やる理由を考えてみてはくれませんか…？」

これ誰かに言ってみたいなぁ、意味もなく。笑

コマの中にもでてきていますが、インスタを活用した話、そして仲根自身がインスタのいいねを獲得していこうと頑張るところ、全体を通してぼくに近いものがあったのでスッと読めちゃいました。

カイジ、黒沢を知らなくても楽しめると思います！

最強伝説 仲根 (1) (ビッグコミックス)

それではまた明日。

最後に。
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