正直、圧倒されました|『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序・破・Q』
いまちょうど公開している『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』が大ヒットというニュースを少し前に見たわけです。そして、SNSでネタバレを公開してもいいという公式発表が出されました。
ということもあり、急いでAmazon primeで、とりあえず全部観ておこうと思ったわけです。
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』概要
大災害「セカンドインパクト」後の世界を舞台に、人型兵器「エヴァンゲリオン」のパイロットとなった少年少女たちと、第3新東京市に襲来する謎の敵「使徒」との戦いを描いたTVアニメ『新世紀エヴァンゲリオン』(1995年 - 1996年放送)をリメイクしたものである。
前編『序』はTVシリーズの第壱話から第六話までのストーリーを踏襲していたが、中編『破』は既存のストーリーを元にしつつ新たな機体やキャラクターが登場し、後編『Q』以降では『序』・『破』から14年後の世界を舞台としたまったく新たな物語が展開される。
(Wikipediaより引用)
自分の知らないエヴァンゲリオン
そもそもですが、漫画では全部読んでいたので、ベースの知識はある方だという前提で観ました。
なので、序はスッと全てを受け入れられて、よしよし、こういう感じだなと掴めた感覚がありましたが。
破になったところで、映画だから登場した(?)マリが出てきて、若干、パラレルワールドではないですが、自分の知らないエヴァンゲリオンが始まったわけです。
そして、Qになった時、ぼくの中でも何がエヴァンゲリオンなのか?ということがわからなくなり、???マークが飛び出し続けて、最初は理解するのでいっぱいいっぱいになりましたね。
これが庵野監督の世界観なのか、、と、正直圧倒されました。
一言でいうと、凄いという言葉しか浮かんできません。自分が知ってるエヴァから離れていってしまうという不安を感じるよりも、作品に対して完全に観入っていて、その先どういった展開になるのか?と、すっかり庵野ワールドに引き込まれていました。
繰り返しますが、凄いに尽きると思います。
アニメは観れていないので、あくまで映画の感想になりますが、ここまでグロいシーンがありながらも、映像が綺麗と言わせる世界観。
そして、作中にたびたび出てくる曲がどれも、その世界観をより孤高に、誰も足を踏み入れない禁断の領域に連れていってくれている。
そんな気がするわけです。
あと、今日の日はさよなら?または友達でいようのシーンは触れておきたいです。自然と涙が出てきました。
ふと、ここまでの感想を見直していたら、なんとなく厨二病感が漂ってますが、この表現がぼくは正しいと思っています。
久しぶりに「一度見ただけでは、たぶん全部を理解できてないんだろうな」「もう一度見たいな」って思った映画でしたね。
もう一度作品について触れておきたいことがあるとすれば、ここです。
ニアサードインパクトを起こしたシンジくんは、綾波レイを助けたかっただけだろうし、碇ゲンドウはまた違うところに目的があったわけだろうし、それぞれの思惑というものがこうも絡み合った結果、悲しい結末しか産まないのかと。
ぼくはシンジくんがただ、ただ、単純に綾波レイを求め続けた、その行動は何も悪くないと思いましたね。
願うこと、望むことは間違いじゃないと。
この先はいま公開中の『シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇』を見て、また感想を書きたいと思います。
(画像引用的:エヴァンゲリオン公式)
それではまた明日!
最後に。
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