大曽根商店街盛り上げ新企画「クリエイターズ・チャンネル(仮)」
今月から、いよいよカマイタチ兄弟プロデュースの新企画をスタートさせる。それが、「クリエイターズ・チャンネル(仮)」だ。
目的・内容
起業家・アーティスト等、クリエイティブな人材(自分たちの知り合い中心でOK)を商店街に招き、インタビュー動画を作成する。内容としては、その人が作ってきたモノや、これからやってみたいこと等を「プロフェッショナル仕事の流儀」風の動画にまとめる他、単発系のおふざけ動画もいくつか作成する。
動画作成を通じて商店街の内外の人たちがコミュニケーションをとる機会を作るとともに、取材を通じて外部人材に商店街を見て回ってもらうことで、新たなイベントや取り組みのアイデアを蓄積する。
これまでの商店街内外の組織による取り組みは、「売り上げを増やす」「観光客に来てもらう」等の経済的な側面から、「課題を解決する」という切り口で「援助」の手が繰り返し差し伸べられてきたと考えられる。一方で、そのような課題解決型の援助策は住民や経営者にとって「自分たちは課題を抱えた存在」という認識を強めるばかりであり、商店街全体に諦めや、援助策に対する拒否反応すら見える状態である。
そこで、課題を設定しそれに向けて解決するという枠組みで捉えるのではなく、「楽しそう」「面白そう」「ワクワクする」と、まずは運営側が思う活動を積み重ねる中で、商店街に関わる人たちにとって、「この場所にいて、面白そうにしている、幸せな将来の姿」を自然と思い描くことができることを目標に、活動していく。
そして将来的には、大曽根商店街が多種多様な人材が集まる「クリエイティブな街」となり、地域と連携したキャリア教育の実施等、「何かをやりたい」と思ったときに、「集まれる」「誰かとセッションできる」「あの人に会える」街になっていくことが、アクセスの便が良いという大曽根地域の特色を生かしたまちづくりになっていくと思う。
コンセプト:自分が楽しい、関わる全ての人が楽しい、気軽に参加できる
作成した動画は、G‐カマイタチのYoutubeにアップする他、クリエイターさんにもプレゼントする。その人が「わたしはこういう活動をしているんです!」ということをパッと見せられるものがあると、クリエイターさん同士の繋がりも作りやすいんじゃないかと考えている。
とりあえず、まだ試作の内輪でしか流せないPVしかないので、最初の一本目が無事に出来上がり、公開できたところで、またそれぞれのクリエイターさんの取り組みについて、ここでも掲載したいと思う。