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シェアハウス事情③~シェアハウス運営から考えるプロジェクトの基礎~

 さて今回は、自分の専門の一つであるプロジェクト運営について、考えていきたいと思います。

 僕らの「なんちゃってシェアハウスひどこ」は、大曽根商店街(オズモール)のほぼ中央にあります。

ひどこの場所

 若者っぽく言うと、「マジで駅近じゃん。しかも飲み屋多しでパリピ天国」ということなんですが。残念ながら、夜は誰も歩いてなくて一人で歩くのは正直慣れてないと怖いし、飲み屋も駅側にしかなく、コロナが怖くておじさんたちいっぱいの中で飲むのが正直しんどい私です。

 なぜこの場所にシェアハウスを作ったかというと、シェアハウス事情①でも少しお話ししましたが、街の中に活動の拠点、そして居場所を作りたいという思いからでした。

 実はもう少し背景があって。実はここは、大曽根商店街(オズモール)と大曽根本通り商店街(オゾンアベニュー)という二つの商店街がくっついています。戦後には「日本3大アーケード」と呼ばれて賑わっていたらしいですが、その後色々な時代の流れですっかりシャッター商店街。
 もっとちゃんと詳しく知りたい方はこちらをどうぞ↓

 アーケードがなくなってからも、「日本で一番イベントをやる商店街」と豪語するくらい、区画整備で開けた路上を使って様々なイベントを一年中運営することで賑わいを取り戻そうと頑張ってきました。

 ですが、「イベント疲れ」によって、最初はやる気満々で関わろうとしてくれていた若者も、だんだんと関わりが薄くなってしまったり、一人のエネルギーが凄くても、みんながついていけなくて尻すぼみ、といったことを繰り返してきたようです。

 そこで僕らは、「人を大切にする街づくり」に取り組もうと決心し、この場所に住もうと決めたのです!(というのはほぼウソで、本当はノリでスタートしたそうな。)

 しかし、「人を大切にする」というのは、気持ちだけでできるものではなく、実際的にじゃあどうイベントなりまちの会議を運営していくのか、どんな提案と行動によってまちを訪れたイケイケな若者・大人・子供が、存分に夢を叶えることができるようなサポートをするのか。

 シェアハウス住人のニシカズはまちの会議を引っ張るリーダー的存在。
 カ=エは、ファシリテーター的な。
 カイハラは、店長的な。
 ゆうちゃんは、不足しがちなツッコミを補いにふらっと来てくれる存在。
 そして僕は、システムを作り、運用するのが趣味。

 書いていて思う。この説明で良いかと本人たちに聞いたら、五月蠅くクレームを浴びせられそう。「私はこんなんじゃな~い!」ってね。

 謎の人種が5人もよく集まったなと思うが、この5人が、きっと世界を変えるのだろう。うんうん。
 カッコよく決まったので、また次回にしよう(プロジェクト運営の基礎は何処へ行ったのか。次回へ行ったのだ)。

 (因みに、サムネ画像のモンブランは、七夕祭り後に地域の方から頂きま   した。モンブ~ラン(ありがとう)。)

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