②編入受験生の一年間
前のnoteで大学2年の四月に編入を目指し始めたと書きました。今回は四月から編入試験のある十一月までの大まかな様子を思い出したいと考えています。(なので実質的には半年です。)
(注)この記事では具体的にどのようなテキストを用いたのか、どのような勉強方法なのかといった細かいことは書きません。別の記事にまとめて書くつもりです。
【四月】
編入を決意。この時経済学に関する知識は皆無で、アダムスミスの名前すら知らなかった。とりあえず去年の募集要項を確認する。京大の場合、ミクロ・マクロ経済学とTOEFLで受験できるそうだ。科目は少ないけれどきっと難しいんだろうなぁと思って過去問を眺めると案の定さっぱりである。まあいい。初めからわかればかまぼこさんはここ(Fランク大学)にはいないのだから。
・英語
足切りされないように、まずはTOEFLで最低限点数を取ることが必要である。しかしかまぼこさんは「足切りって何点なんだろぉ」などの寝言は口にしない。自分の限界に挑戦すればおのずと結果が付いてくるだけの話なのだ。そんなわけでTOEFLの公式問題集を購入するが、例によって四月は忙しく、積読となってしまう。
・経済学
Fランク大学とはいえ、いちおうミクロ・マクロの講義は開講されている。これを利用しない手はないだろう。本業の学部の単位はそこそこにして、経済学部の講義を他学部科目として受講。
【五月】
・英語
驚くべきことに、五月にTOEFLを受験することになる。慣れが大事らしいから早いうちに一回受けてみたわけである。これが文字通り地獄だった。高い受験料に加えて4時間超の試験時間。もう二度と受けたくないといった印象しか残らなかった。(結果的にこれが最初で最後のTOEFL受験となる)
・経済学
まずは基礎ということで定番の「らくらくミクロ・マクロ」などの初級者用のテキストをこなしていく。これと並行して、Fランク大学の経済学の講義も聴講する。
【六月】
・英語
TOEFLが返却されたが70ほどしかなかった。しかしもう一度受験する気力は残っていなかったので、TOEFLはここで終了。六月にはTOEICも受験しておいた。神戸大学の併願のためだ。
・経済学
五月に同じ
【七月】
・英語
TOEICは900を超えていた。TOEICは大学一年の時に数回受験しており、ある程度対策は済んでいたのだ。別の記事でも書く予定だが、英語に関しては継続がものをいう科目であり、余裕のある時期からコンスタントに親しんでおくのが結構重要かもしれない。
・経済学
期末試験や初級テキストを進める。大学の試験に時間を取られ、あまりはかどらなかった。
【八月・九月】
前期の成績が発表されたが、ミクロマクロは当然最高評価である。仮にも受験生なのだから一般の大学生に負けるようだと編入合格は厳しいだろう。単位数は2年前期までで60単位ほどしかなかった(京大は56単位必要)。成績も全体的にはとても良いとは言えず、編入においては在籍大学の成績はそこまで重視されないと考えられる。
神戸大学の志望理由書を考えた。特に志望理由はなかったので、大学を褒めたりホームページを模写したりして字数を稼いだ。
・経済学
夏休みは腐るほど時間がある。初級レベルは一通り終え、中級レベルを学習。この時期に過去問にも手を付け始めた。京大に関しては〇央ゼミナールから過去問解説五年分をとりよせた。他にも、インターネット上で手に入る大学の過去問は片っ端から印刷していった。
【十月】
・経済学
さすがにやることが無くなってきた。図書館にあるミクロマクロの本を読んだりする。これまでの復習。
【十一月】
これまでの努力をもってすれば必ず受かると暗示をかけます。
当日については別に書きます。
読んでいただきありがとうございました。