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嘉麻市の粋なひまわりBOYs🌻に出会った話。

この夏、嘉麻市で何かと噂になっているひまわり畑に行ってみました。


20万本のひまわり畑は圧巻…!
ミツバチも来たりして
ひまわりってこんなかわいかったっけ?

今回は嘉麻市熊ヶ畑のひまわり畑を作ったお二人にお話を聞いてきました。

嘉麻市もとい、熊ヶ畑の、いや、この地に育てられた二人の魅力がつまった回になっています!お二人の雰囲気を伝えたくて、口調や方言をそのまま載せてみました。筑豊の方言もお楽しみください。

松岡匠(たくみ)さん(23歳)(以下た)
坂本天道(りゅう)さん(23歳)(以下り)
和多拓斗(たくと)さん(22歳)(この時はおられず、お話をお伺いできませんでした)

中学校の同級生である3人でこのひまわり畑の栽培・運営をされています。

🌻ひまわり栽培の経緯を教えてください。5年ぶりの復活ということでしたが、もともと匠さんのお父様がされていたとお聞きしました。

お父さんが始めたひまわり畑

 もともとお父さんは油を採るのが目的やったんすよ。自分も5歳からこれを手伝ってました。5年前にお父さんが腰を悪くしてやめた時、自分は違う仕事をしていて手伝えんかったんですけど、そろそろ本腰入れて百姓をやろうかなって。

 お父さんのところにも連絡があったらしいんすよ。(今年はひまわり畑を)しないんですかって。

 やっぱ楽しみにしとった人もおるき。やろうかなみたいな。これってまちおこしっち言ったら言うんかな。

 俺はまちおこし(をしているつもり)はそんなないす。それでまちがおこるならいいんじゃないっち感じすね。野菜とかが育つのは嬉しいし、人が来て喜んでくれるのは嬉しい。

 俺はこの町を盛り上げたいが一番すね。地元やきですかね。

 おれはやりたいことやりようだけです。自分の好きなことをして、したら人が来ようみたいな感じです。畑は好きです。好きじゃないとこんなことできない。

ー正直だ(笑)

🌻このひまわり畑はいつから準備していましたか?


 5年やっていなかったから草がすごくて。竹とかも。1月くらいから草刈りをして開拓して。6月に植えて8月に咲きました。

 小さいときは1週間かけて手で撒いてましたよ。近所の動けるじじばばと一緒に。植えてからは朝8時から夜8時まで草刈りしたり、鹿を追い払ったり。鹿を追いかけまわしたら来んくなりました(笑)これ(ひまわり)には肥料も薬もかけてないです。

こだわりのひまわり

🌻お二人のことについて教えてください。

 中学校で出会いました。
 俺もこういうの(農作業)好きなんで。もともと仕事しながらでも畑はしよったんすよ。

 お互いにこういうのが好きやき仲良くなったんかもしれないですけど。熊小(熊ヶ畑小学校)に行ってなかったらこんなことしてないと思います。

 熊小は授業の一環であるんすよ。田植えしたり、畑作業したり、正月にしめ縄作ったり、門松作ったり。

 本当に毎日遊んでました。リアカーを自転車で引っ張ったり、小屋を立てたり。ほんとアホみたいなことばっかり(笑)小屋は台風でやられたけど、8年くらいはもったね。今も夜中の1時2時まで車をいじったり。暇があったら畑に来て、作業して。あんまり飲みに行ったりもせんし。

 で、ひまわりしようかなってなったときに、手伝うけやろうやって。自分はInstagramとかの広報を担当してます。ぜひフォローしてください

→こちらから🌻が育つ様子も見られます。今年を見逃した方は来年に向けてこちらからフォローしてください!!!


ー改めてお二人の出身である嘉麻市の熊ヶ畑・山田についてもお聞きします。

🌻嘉麻市(熊ヶ畑・山田)のいいところは?


た・り 自然っすかね。でも何もないっすね。自然は多いけど、買い物に行くのに時間がかかるし、お店もすぐに閉まる。

🌻それでも嘉麻市に住み続ける理由は?


 出る理由も無いかなって感じです、自分は(笑)百姓はずっとしたかったんで。父の手伝いをずっとしよったきですね。その流れです。なんか、うん、特に理由は無い、深くは考えてないです。あとは車が多いのが嫌なんで。

ー不便と言いつつ、畑作業が好きな様子を見ると土地に愛着があるんかなと、外から見ていると思います(笑)
ー今日はありがとうございました。

🌻インタビューの外側で

現地で売っている500円のひまわりの花束は、夜には花が開くもの、花瓶にいれても倒れない大きさのものを匠さんが選んでくれていました。
本人は「帰ったらしおれてるようなものとか持って帰ってもしょうがないやないですか。それ今日の夜には開きますよ」と真顔で言っていますが、それもまたよし。

ひまわりの花束を作る匠さん
作ってもらった花束をお盆で帰省した際にお土産として持っていきました。満開です。

ひまわり畑のお客さんの相手をしながらも夏休みの弟の面倒を見たり、ひまわりを見に来たおばあちゃんたちと会話をする様子に、二人の周囲の人との関わり方を垣間見た気がしました。

おばあちゃんに話しかけられた後は満面の笑み

熊ヶ畑の活性化センターで売っているという彼らがこだわって作った野菜もきっとおいしいに違いありません。

20万本のひまわりが並ぶ様子もさることながら、彼らの人柄が何よりも嘉麻市の魅力です!

松岡さん←→坂本さん

この夏、嘉麻市で何かと噂になっているひまわり畑に行ってみたら、畑作業が好きな超正直で気が利く青年たちに出会えました。

また来年の8月も見に行きますので、ぜひ栽培をよろしくお願いいたします!

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(わかりやすい目印作りろうかな)

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