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horacio
1.あなたとわたし
たまーに書きたい欲が沸いてきて、文章を書いたりします。今回はとある曲を聴いている時に、浮かんできた物語。
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吸い寄せられるように向かった夜の鉄橋。明るくてみんなに優しいクラスの人気者のあの子。どうして泣いているの?「一緒にいこう。」と彼女は言う。僕はそいつのことなんか知らないのに、手を取り身を委ねる。理由なんてどうでもいい。ただあの子と2人で。
私のことを振り回したそいつはいきなり消えた。戻ってきたらと思ったらあの子になっていた。時間を重ねた鉄橋をただなんとなくふらふらと歩く。月明かりに照らされたあの子がやってきた。あの子がいる日常に戻るくらいならそいつと。「一緒にいこう。」ただそいつと2人で。