かりあーに / アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダと哲学と踊りのひと🍀海外で暮らしていた長い間の出来事や日々の些細なこと、暮らしの中のアーユルヴェーダをすこしずつ書き留めていこうとおもいます。その人らしく生きること。自然と調和がとれていること。循環していること。愛の環の中で暮らす🧡

かりあーに / アーユルヴェーダ

アーユルヴェーダと哲学と踊りのひと🍀海外で暮らしていた長い間の出来事や日々の些細なこと、暮らしの中のアーユルヴェーダをすこしずつ書き留めていこうとおもいます。その人らしく生きること。自然と調和がとれていること。循環していること。愛の環の中で暮らす🧡

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アーユルヴェーダのある暮らし

アーユルヴェーダは「生命の科学」わたし達のすべては自然にあるものから出来ているという考え方です。 5000年以上の歴史を持つ世界最古の伝統医学のひとつで、ヨーガとは双子のような関係にあります。自然から生まれたホリスティック医学です。 「本来の自分として健やかで幸せに長生きすること」を目的としています。 わたしはアーユルヴェーダ発祥の地である南インドのケララ州にあるアシュラムのアーユルヴェーダクリニックにて、インド人ドクターのアシスタントをしばらくつとめていました。 お

    • アーユルヴェーダと五感の話

      窓を開けてお部屋のものたちを片付けていたら、急に去年の冬にずうっと聴いていた音楽が流れてきました。 その瞬間にわたしはふわっとタイムスリップして、そのときの部屋の香りとか、外に出たときにぴゅうっと寒くなる感じとか、早朝に自転車を走らせて出かけていたこととか。よく会っていた人たちの笑顔とか、声のぬくもりとか、優しさに包まれていた帰り道とか。 あの頃は長い海外生活を終えて戻ってきてから日も浅くて。まだ東京の社会にきちんと戻れるほどHPもMPも回復していなかったです。ふるふるよ

      • アーユルヴェーダの霊薬「トゥルシー」

        アーユルヴェーダの薬理学では 「この世界に存在しているどのようなものでも、それぞれの道理(Yukti)と目的(Artha)を知っていれば、薬にならないものはない」 アーユルヴェーダの古典、チャラカ・サンヒター。アーユルヴェーダの基礎となっている考えです。 きょうは最も古いハーブのひとつといわれている「トゥルシー」(Tulsi, Holy Basil, Ocimum Santacum   シソ科)のお話です🌿 神聖なハーブとして西洋では「ホーリーバジル」と呼ばれてひろく

        • 少女のハーブ「クマリ」

          実家のアロエに花が咲いた!と父が大喜び。家族全員を誘って、ちょっと離れた庭へぞろぞろお出かけしました。 いろいろな角度から写真をたくさん撮って、他の植物の葉かきまでして…よかったねぇ。わたしは折れかけていた葉をいくつかもいで、薬とシロップ煮を作りました。 父は昔からアロエを育てていて、その万能さゆえに実家では長いあいだ重宝してきました。わたし達が愛しすぎているせいか、ものすごい生命力でめきめきにょきにょき成長してくれます。 アーユルヴェーダでは、アロエはサンスクリット語

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        アーユルヴェーダのある暮らし

          美しい日々

          わたしが大切にしているもののひとつに「家族」があります。 父は高齢で持病が進んだこともあり、出来ないことが昔に比べて大分増えてきたようです。わたしは出来るだけ一緒に日々を過ごして、サポート出来ることがあればサポートしたいなと思っています。 決して永遠ではない残りの日々を、出来るだけ一緒に仲良く過ごしていたいという願いです。それが理由で海外から日本へ帰ってくることに決めました。 それがなんだか、とっても美しいことが続く日々なのです! 父の生命力はすごくて、毎日何か新しい

          アーユルヴェーダのオイル

          4月はアーユルヴェーダのサロンワークがとんでもなく集中していました。サポートとして入っていたはずだったのですが、おかげ様で毎日のようにトリートメントを受けにいらしてくださっていました。 もともと携帯をみる習慣がまったくと言っていいほどなかったわたしは、あっという間にこの小さな画面の世界から離れていってしまいました。。。 そうなるとなかなか戻ってくることが出来なくなってしまって、あっという間にもう5月です。東京はぬるい雨が降って、みずみずしい新緑の香りが立ち込めています🌿

          アーユルヴェーダのオイル

          若返りの薬草ジャム「チャヴァナプラーシュ」

          47種類の薬草から作られているインドで最もポピュラーなアーユルヴェーダのジャム♡チャヴァナプラーシュのお話です。 アーユルヴェーダでいう「ラサヤナ」サンスクリット語の言葉でよく使います。インドの若返り薬といわれています。 日本では若返りというと美容で多く使われる言葉になるようですが、アーユルヴェーダでいう若返りとは「滋養強壮」肉体を構成している細胞や組織を若返らせて強くするという意味で使っています。 主成分となっているハーブはアマラキ(アムラ)という非常にたくさんのビタ

          若返りの薬草ジャム「チャヴァナプラーシュ」

          アーユルヴェーダのスパイスティー「カダ」

          東京はどこもかしこも桜が咲き誇っています。うちの周りには坂が多いのですが、どの坂も公園も並木道も病院のお庭も川沿いも、桜が見事に咲き乱れています。 すごいなぁ〜と心から思います。ほんとうにきれい。出かけるときに通っただけなのに、ただただ幸福で満ち足りた気持ちになります。 はてさて。 「カダ」とはアーユルヴェーダのホームレメディとしてインドでは有名なスパイスティー。ハーブとたくさんのスパイスをひたすら煮込みます。免疫力を高めて風邪や咳などを予防するといわれています。 チ

          アーユルヴェーダのスパイスティー「カダ」

          暁のとき「ブラフマームフルタ」

          「暁」わたしが1日の中で1番好きな時間 夜が明ける少し前のほの暗い頃のことをいいます。 まだあまり人が起きていなくて、空気が澄んでいて、動きのない静かな時間。 インドでは日の出前のこの時間を「ブラフマームフルタ」といいます。 純粋な意識の時間 神聖な神様の時間 宇宙の叡智の時間 最もエネルギーの高い時間 といわれています。 サンスクリット語で「ブラフマー Brahma 」知識「ムフルタ Muhurta」期間、を意味しています。知識を得るのに最適な時間ということだそう

          暁のとき「ブラフマームフルタ」

          バラの花びらのジャム「グルカンド」

          〜お日様の力を取り込んだアーユルヴェーダのホームレメディ〜 まだ風は冷たいけれど、ぽかぽかお日様が差していて、どこにいても何をしていても、なんだかずうっと心地良くうとうと。 わたし「春ですねぇ。暖かいですねぇ。眠たくなってしまいますねぇ」 ひと「冬は”室内が暖かくって眠たい”って言っていたよ?」 。。。(。・△・。) さて、夏と秋はどうなるのでしょう? そんな日々の中、出かけた先に満開の桜の木🌸早咲きの河津桜だと思います。 春が来た〜! なに作ろう?なにしましょ

          バラの花びらのジャム「グルカンド」

          神聖な祈りの詩「シュローカ」

          先日ピラティスを教えているひとと雑談していて、筋肉の話になりました。 ピラ「ここに、くっきんぐん、があって…」 わたし「Cooking…??」 ピラ「ここに、しんきんぐん、があって…」 わたし「Thinking…??!!」 ものすごくトンチンカンなことになってしまった。ちょっと漢字で書いて〜とお願いをしました。 答え:屈筋群と伸筋群   股関節のことでした。こんなややこしいことってあるのね〜とふたりで笑いました。このふたつの名前はとうぶん忘れないだろうなぁ。 言葉

          神聖な祈りの詩「シュローカ」

          心を静める「ゴールデンミルク」

          この度いろいろとSNSを始めることになって「ようし、ビシッと決めなくては!」と意気込んで、様々なものをチェックしてみることにしました。 画面に向き合うこと数時間… ちんぷんかんぷんのまま、まず目がチカチカしてきて耳もキーンとしてきて、そして頭がずき〜んとしてきたので、あぁあんまり向いていないのだな〜と前向きに諦めることにしました。。。 そんな症状のときには 「ターメリックミルク」です☆彡 アーユルヴェーダのホームレメディ(家庭の薬、日本のしょうが湯の類)としてインドの

          心を静める「ゴールデンミルク」