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アムリトサル 黄金寺院
充電と避暑と観光でアムリトサルへ来た。インドにいくつかある憧れの地の一つ。「憧れの地」が二泊三日でよいのか、という気もするけれど、人生そんなものだ。
何はともあれ黄金寺院、ハリマンディル・サーヒブ。
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シク教は、「セーワー」(ボランティア)を重要視しているので、参拝客と同じくらいの人数いるのではないかというくらい、セーワーダール(ボランティアスタッフ)があちこちにいる。靴の預かり所、通路の定期的な清掃、ランガル(無料食堂)の調理、給仕、片付け、道案内、等々。
これがヒンドゥー寺院だと、靴は門前に脱ぎ散らかし、掃除しないので床はベタベタ、無料食を振る舞う場所では食器や食べこぼしが散乱、小銭稼ぎの寺男や詐欺師が「ドネーション、ドネーション」とつきまとい、賽銭をジャラジャラ数える姿をガラス窓越しに見せつける。金を払えばファストトラック的に早くご本尊にたどり着ける優先レーンあり。
…何だこの違いは。
「シク教圧勝」と言うつもりはない。あんなにセーワーを熱心にやる人たちが、「寺院で他人の世話は一生懸命やるクセに、自分のことは自分でやらない、指一本動かさない」姿も見ているので。これもまた、インドの一面。
もちろん、ランガル(無料食堂)で食事をいただく。写真撮影NGではなさそうだけれど、カメラを取り出す勇気がない。「ありがとう」とか「いただきます」とかなく、とにかく食べさせる人は食べさせ、食べる人は食べる、それだけ。
メニューは、ご飯、チャパティ、ダール、チャナ、キール、水。給仕のボランティアの中には、5,6歳くらいの子どももいた。給水マシンを巧みに操って水を配っていた。誘導がうまいのか、回転が早いので待ち時間無し。
本殿は、ぎゅうぎゅうの行列で、グル・グラント・サーヒブまでは約1時間半。かなり重度の問題でもなければ、老若男女、全員列に並んで待つ。
グル・グラント・サーヒブは美しい布で覆われ、10人弱の人々がその前で歌・音楽を奏ででいた。参拝者は布を渡してかざしてもらったり、現金を渡してプラサード的なものをもらったりしていた。(白っぽいチャパティのようなものだった)
本殿を出たところで、プラサードをいただく。
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後は、風通しの良い場所を選んで心ゆくまで休憩。
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アムリトサルは、いろいろと美味しい食べ物があるはずなのだけど、ランガルばかりで常にお腹いっぱい。