【軽羹手帖録】手帳やノートとの付き合い方
ご機嫌よう。kalkanです。
突然ですが、私は手帳やノートと言ったツールが好きです。
なぜ好きなのか、何が好きなのかと考えたときに、「手帳」や「ノート」が好きというよりも「書く」という行為が好きなのだな、と最近気づいた次第です。
そんな私が「書く」という行為を好んで始めたきっかけや、日々何を書いているのかを今回はご紹介させていただきます。
多分長くなります。よろしくお願いいたします←
【初めは一冊のメモ帳から】
小学生のときから文房具が好きでした。
好きすぎて、お小遣いのほとんどを費やしていました。
一番好きなのはペン類、ペンケースも好きでした。
そしてシールも大好きでした。シール交換、楽しかったなあ。タイルシールとか(わかる方は同世代)、ふわふわのシールとか。買ったらシール帳に貼りなおしてね。その作業も好きでした。
手紙交換なんかも流行って、メモ帳も集めてました。メモ帳の交換とかもあったなあ。懐かしい。
ですが、この頃はまだ「書く」という行為にトキメキは抱いておりませんでした。
きっかけとなったのは、好きなアーティストが出来たからです。
忘れもしない小学校5年生のときのこと。
この年に、サザンオールスターズに激ハマりしました。
何故好きになったかまでをお話しすると、とんでもなく長くなりそうなので割愛させていただきますが、人生初の「推し」が出来たことによって、私の生活が一気に変わったのは事実です。
その中でもラジオの存在は大きくて、テレビと違って耳から入る情報のみを得るということでなんだか手持ち無沙汰を感じた私は、ラジオを聴きながら何となくメモを取り始めました。
そもそも小学校5年生女子でサザンが好きな子が周りに居なかったことで、フラストレーションというか、好きな気持ちを共有出来ないモヤモヤが溜まっていたわけです。
それを、メモという相手に向かって吐き出すことによってスッキリさせるというか。恐らく、それが私の「書く」という行為が好きになった一番最初の
きっかけだったと思います。
それは100枚綴りになっていた、100円ショップで買ってもらったメモ帳でした。今でも覚えています。可愛いんだか可愛くないんだかわからない、ベレー帽を被ったうさぎが書いてある、A6サイズくらいのもので、全ページが無地。
それに、無印良品の¥80のゲルインキボールペンのえんじ色を使って小さな字で自分の気持ちを書き綴っていました。(ちなみに当時の無印のボールペンって水っぽくて裏抜け凄かったですよね?共感してくださる方いますか?(笑))
毎週土曜日の23時に、メモ帳を持って布団に入りながらラジオを聴く。
聴きながら自由にメモを取って、番組が終わったらメモ帳を何度も読み返して、番組を振り返って反芻して。
そんなことをしばらく続けていました。
【中学時代のノート作り】
そんなこんなで中学校に上がり、社会の時間に「ノート作り」という採点基準がありました。
不定期に、社会の授業で使っているノートを先生に提出して、DからA+までで採点してもらう、というものでした。
これは、綺麗にノートを書いているということはもちろん、板書以外で先生が話したちょっとしたエピソードや、教科書の書き写しなどのオリジナル要素を入れることで加点されるというシステムで、とにかく私は燃えました(笑)
もともとラジオを聴きながらメモを取ることをしていたため、先生の話の要点をノートに書いていくことは問題なく、更に文房具が好きだったためペンもたくさん持っていたので、綺麗にまとめるのも問題なく。
中学時代3年間で、学年1位のノート点を取ったことは私の自慢の一つです(笑)
そして、この出来事も私の「書く」という行為を好きにさせてくれたきっかけでした。
【デコを通じて、プリクラ帳から手帳へ】
プリクラは、「撮るもの」ではなく、「貰うもの」でもなく、「集めてデコしてノートを作るもの」が私のモットーでした(笑)
無印良品の横型のスケッチブックに、ポスカや色鉛筆を使ってもらったプリクラをイラストで可愛くデコってページを作ることが生きがいでした。
友人たちにも好評で、そのページを見たいがために、プリクラをくれる子たちもいました(笑)
そこから派生して、無印良品の日付なしの手帳を買って、月ごとにイラストを描いてオリジナルの手帳を作りました。
ちなみにこれが、私がきちんと「手帳」というものと向き合った初めてだと思います。
小学生のときに、兄からセサミストリートのバイブルサイズのシステム手帳を貰って遊んだり、マイメロちゃんのミニ6を使っていた記憶があるけれど、それは手帳としての機能は持っていなかったと思います。
とにもかくにも、ここから私の「手帳好き」が始まりました。
【手帳の楽しみ方を知った20代】
高校時代に手帳というものを使うようになったものの、その後しばらくは使う機会がありませんでした。
専門学校に入ってからは毎日が忙しくて「書く」ということを忘れ。
その後社会人になってからも、メモは取るもののそれまでで、そこに楽しさを見出すことはありませんでした。
そんなある日、インスタグラムで「手帳アカウント」というものがあることを知りました。
きっかけは覚えていません。だけど、一つだけ覚えているのはインスタ、noteでお馴染みのおふゆちゃんの能率手帳ゴールドのブログ記事に衝撃を受けたこと。
※勝手にリンクしてごめんなさい!
それまではマンスリーに予定しか書きこんでいなかった私にとって、おふゆちゃんの手帳の使い方は目から鱗でした。
それからは、おふゆちゃんのブログ記事を読み漁りました(笑)
そして今に至ります。
あれから4~5年経ったわけですが、熱しやすくて冷めやすく、飽き性の私が「手帳」という趣味だけは続けられているのは、本当に「書く」という行為が自分の中で大切で、必要不可欠な行為だからだと思っています。
いまはどんなことを書いているかと言えば、本当に大したことなんか書いていなくて、それこそラジオを聴きながらメモ帳に書いていたあの頃の感覚と何も変わっていないと思います。
例えば今日はお腹が痛いだとか。
例えば推したちが面白くて、改めてどんなところが好きだとか。(こういうところは本当に小学五年生の時から何も変わってない(笑))
前までは「忘れるため」にメモを取っていたけれど、今は少し変わって「読み返して反芻するため」という意味も加わりました。
日によって書く量は本当にマチマチで、一週間まったく書かないときもあったり、1ヶ月でノート一冊使い切ることもあるけれど、この「書く」という趣味は、これからもずっと続けていく一生物だと思います。
そんなわけで、私にとっての「手帳やノートの付き合い方」でした。
ここまでお付き合いいただきありがとうございます。
ではまた!kalkanでした!
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