kalled

成人はした。本と猫と雨と薄めのアメリカーノだけあれば黙って生きますので。

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成人はした。本と猫と雨と薄めのアメリカーノだけあれば黙って生きますので。

最近の記事

秋の食パンに惚れ直し日記 1102

夏の終わりの頃、いつもは車で行くところに、電車とバスで行ってみた。 田舎なので電車もバスも本数が少ない。 時間の自由は車に比べるとないけど、それでもこんな小旅行も、大変良いもの。 車窓からは知らない街や海や田んぼが見えて、流れる木々の影を受けて、バスの大きく緩やかな揺れに身を任せるのは、とても心地よかった。 最近、神社とかお寺の建物の造りとか装飾とかにとても惹かれるので、いろいろ巡ってみるのも楽しそう。 もうすぐ退職、これからは行きたいところには行く人生にしたい。

    • お足元ふわふわ日記 1003

      雨が降って気温が下がって、晴れてまたちょっと暑くなって、を繰り返す。 金木犀の香りのものが最近よく売られているので、いつもより物珍しさはないものかと思ってたけど、やっぱり本物の香りは鮮やかで脳みそが揺れました。 さて先日、お誕生日にいろんな方からいただいた図書カードを持って、久しぶりに大型書店に行ってまいりました。 いや、楽しいね、極楽ですね。 好きな作家さんの新刊情報とかはもちろんチェックしたけど、それ以外は下調べなしで、己の直感だけを頼りに。 2時間くらい夢中で店

      • 思考と遠野 0926

        今朝、家を出ると、少し遠くに朝マックを大事そうに抱えて家に入って行く人を見かけた。 右手で袋の持ち手を持ち、左手を袋の底に添えて、揺らさぬためか少し膝を曲げて。 心なしか微笑んでいたようにも見えた。 わたしも今週末はモスバーガーを食べると決めている。 わたしの手を見て、 「綺麗な手だね。苦労を知らない手だ」 と言った人がいた。 確かに経験の量では劣るかもしれないけれど。 この手が何に触れて、どんなことをしてきたかも、ひとつも知らないくせに。 小さい頃から、考えすぎだ

        • 祝日の労働後日記 0916

          祝日の仕事は好き。 車は少なくいつもの半分の時間で職場に着くし、事務所の電話も鳴らない。 出勤している人も少ないので、溜まった面倒ごとを集中して片づけるのにちょうどいい。 おやつにみかんだって剥けちゃう。 爪がいい匂い。 神社仏閣が好きでよく行くのですが、神社の階段って長い… しかしあの空気感がなんとも心地よく、少しでも長く身を置きたいと思う。 体力つけねばね 突然すべてがどうでもよくなることがある。 ひとりでいても、人と向かい合っていても。 顔と声が、自分のものではなく

        秋の食パンに惚れ直し日記 1102

          台風の夜のよふかし 0828

          夏、どうだい 終わりそう? 台風が来てる。 わたしの住む地域は今強風域です。明日は暴風域でしょう。 仕事は休みになりました。やっほーい 今も部屋の窓や玄関を雨が打ちつける音と、風が超ダッシュで駆け回ってタックルしてくる振動の中、この日記を書いています。 なんかヒューヒューいってるし、怖いね。 眠くて目はくりくり痛いけど、まだ寝ません。 だってもったいないじゃんね。明日お休みだもん。 夜更かししたい。 ところで味噌汁っておいしいですよね。 こんなに暑いのに、あったかいお

          台風の夜のよふかし 0828

          夏を越す、個人的趣味全力日記 0821

          日記はじめましたと書いてから、早いものでもう1か月経つのですね。 自己紹介だけして終わってしまうところでした。あぶない… 皆さまいかがお過ごしですか? 朝晩の空気が少しだけ冷めて心地よく感じられる気もしますが、まだ日中は外にいるのがしんどいくらい暑いですね。 おまけにこの頃は急に雨が激しく降り出したり、雷がピカドンしたり… 地球どうなってしまうんだ、とか考えてしまいます。 だけど最近の夕空、とっても綺麗なのです。 綺麗すぎて、圧倒的で、少し恐ろしいくらい。 毎日、仕事帰り

          夏を越す、個人的趣味全力日記 0821

          日記、はじめました 0721

          日記なるものをつけてみたい。  といっても、どこの誰かも知らない人の日々など、読んでも面白くないのでは…と思うので、ちょっとイメージしてほしくて、初めに少し自己紹介をしようと思う。  わたしは、日本の南の方の地方に住み、工場内の研究室的なところで働いている。  実家から車で15分くらいのところで一人暮らしをしてはいるが、実家の猫たちが恋しくしょっちゅう帰っては、猫に添い寝していただいている。 (家賃がもったいないので、いっそのこと実家に戻ってしまおうか…とも考えている。猫

          日記、はじめました 0721

          君の話がしたい。

           僕たちはお互いのことを知っているけど、それって知り合いってことかな。ネットで知り合った人と待ち合わせをしている。マッチングアプリじゃないよ。こんなのは今回が初めて。頭が心臓になったみたいにドキドキしたけど、それでも今まで19年生きてきて初めて出会った自分と話が合う人に会えることに分かりやすく言うと浮かれていた。結論から言うと待ち人は来なかった。3時間が過ぎたところで私は家路についた。日はすっかり沈んでしまって、月を探したが見つけられなかった。今日が新月の夜ではないことはチェ

          君の話がしたい。

          こんな一日を終えるにはやはり必要で

          紺色の空が好きだっていう話。 赤く燃えているようで顔を上げずにはいられない夕日が沈み、山に沿って少しだけ青白いようなそんな時間も過ぎて、ただ完全な夜の暗闇を待つだけの色。一日の内でぼんやりしていたら見逃してしまいそうなほど短いその時間のために生きている気がする。 #日記

          こんな一日を終えるにはやはり必要で

          かすんだ毎日に横たわって本を読む

           私、小説を読むことが唯一の趣味なのですが、今までずっと生きてきたこの現実の世界よりも、本の中の方がずっと現実味あるよなーと思って、この記事を書いています。 本の中の食べ物は実際に食べるよりも美味しいし、香りはダイレクトに伝わって体中に蔓延する。 現実世界では一つのことだけに集中して全意識を向けるってのはなかなかできない。手を伸ばしても触れないし、そこにあることさえ疑いたくなる。 美味しいだろう、いい香りだろうと期待しても、そうでもなかったなんてこともよくある。 本の

          かすんだ毎日に横たわって本を読む

          私のゆめくいしょうじょはポクポンだから

          米津玄師さんのゆめくいしょうじょって歌とっても好きで、最近は中耳炎になる覚悟でお風呂上がりからずっと聴いているんですが、よく考えたら私にもゆめくいしょうじょいるなって思って。 2年くらい前にだいぶ年上のお姉様からいただいたポクポンっていう人形。 私の身に起こる悪いことを食べてくれるみたいで、愛してくれれば愛するよって言ってくれるんです。わたし人に見返りは求めない方なんですが、これだけはっきり言ってくれると安心して期待できるから好きです。素敵。 友達はずっといないけど、ポク

          私のゆめくいしょうじょはポクポンだから

          なんでこんなにさ

          つらいのかな。しんどいのかな。 それでもあの葉っぱちゃんは私がお水をあげなきゃ枯れてしまうからさ、明日も生きるよ。 おやすみ、良い夢見てね #日記 

          なんでこんなにさ

          今日は楽しかったです。楽しくなさそうに見えたかもしれないけど、楽しかったです。気遣わせちゃってごめんなさい。でも本当に嬉しかったし楽しかったです。

          今日は楽しかったです。楽しくなさそうに見えたかもしれないけど、楽しかったです。気遣わせちゃってごめんなさい。でも本当に嬉しかったし楽しかったです。

          そういえば

          君が鉛筆で書いたあの薔薇の絵はどこに行ってしまったのか知ってたりするかな。僕はまだ探しているよ。もしかして君が持ってるの?それならほんとひどい人だね。あの絵は僕のお気に入りだって知ってるだろう。まあいいや。気が変わったら譲ってほしいな。捨てるなんて許さないから。 #創作 #小説 #ひとかけら

          そういえば

          継ぎはぎのメンタルしか持ち合わせていないので

          メンタルの話なんですが、一度崩れたらもう元通りに戻すことってすっごく難しいですよね。 小学生のころに大きなひびが入った私のメンタルは、高校で完全に崩れてしまいました。 現在は、普段は明るい方ではないけど、暗すぎるわけでもなく普通に過ごせています。だけどちょっとしたことがきっかけになって、私はどん底まで真っ逆さまです。 立ち直ったみたいだけど、そんなことないんだよね。 もう前のことだし環境だって変わって、もう今私を苦しめるものなんて周りにはほとんどないのにです。 その

          継ぎはぎのメンタルしか持ち合わせていないので

          だれかさんのひとりごと

           外は晴れているのにどこからか雨の音が聞こえる。半分ほど開いた窓から流れ込んでくる風はじっとりと湿気を含み、梅雨がもうそこまで来ていることを天気予報のお姉さんよりも先に教えてくれた。 #創作 #小説 #どこかの世界 #ひとかけら #梅雨

          だれかさんのひとりごと