【ポーランド】旅をすると増えるもの
【一言日記】
この2日間はポーランド・クラクフへ。この地を訪れた目的はなんといってもアウシュビッツ強制収容所。他の方がアップしているYouTubeとかに動画もあるので詳しい展示物の紹介は省きますが、自分の目で見てみることの重要性を感じたのでした。
【メモ】
▼ポーランドの町並み
ビラ配ってた 日本以外では珍しい
社会主義的なところは感じないなあ
▼初カウチサーフィン
ホストめっちゃ良い人だったし、鍵まで預けてくれた
電話無いから待ち合わせするのが難しい
⇒しばらくハマリそう
▼アウシュビッツ
死者の数って数字で見るとピンとこないけど、収容者の靴とか持ち物とかの実物を見ると自分の中に入ってくる 中々衝撃的
⇒「自分ごと」化できる
▼アウシュビッツのツアー
最大限配慮している ガイドの説明も地声じゃなくてマイクとインカム通して小声でやっているし、このシステム日本も取り入れたら良いと思う
▼クラクフの街
コンパクトで落ち着いていて良い感じ 割りと好み
▼ポーランド人
美男美女めっちゃ多い
▼物価安いかつ治安良い
ってめっちゃ幸せだし、あんまりこういう国ない
【今日イチ深く考えたこと】旅をすると増える「自分ごと」
●旅の醍醐味ってなんだろう
見たこともない絶景を見る。素敵な人に会う。現地の料理を堪能する。旅の醍醐味は人それぞれだと思います。その中で、最近気づいた僕にとっての旅の醍醐味が、「旅によって"自分ごと"が増える」ということです。
ざっくり言うと、実際に足を運ぶことによって、ちっとも興味を持っていなかった分野への関心が高まるということ。
●それって日本にいたら調べる?
例えば僕は旅先に行く前、その国のウィキペディアを開いて移動中読んでいます。ウィキペディアにはその国の基本的な情報が網羅されているので(その情報の信ぴょう性はさておき)、その国のことがざっくりと理解できるのです。
そして実際足を運んだ際に気になった箇所はiPhoneにメモして、後日映像や書籍更には人に聞いたり調べたりしてその「?」を減らしていきます。
勿論、インターネットで情報を調べたり、本を読むなんてことは日本でもできます。ただ問題は、普通の日常生活の中でそんなことわざわざ調べるか?ということです。よっぽど関心分野の広い人しかこういったことは調べないと思いますし、僕なんか勉強が大嫌いなので絶対調べません。
▲アウシュビッツについても、足を運んでみることでより色んなことを知ることが出来ました
●旅は最も簡単で手っ取り早いインプットの場
しかし旅になると話は別です。普段気にもしないその国の歴史・文化・人柄といった情報も、体験が組み合わせることによって、「すーっ」と自分の中に入ってくるのです。
直近だと、世界史の授業の時なんて全く興味が無かったアウシュビッツやベルリンの壁について、実際に足を運んだことで「自分ごと」化され、行く前後では様々な情報を調べていました。
勿論このご時世、インターネットで情報を調べることが簡単ですが、それでも自分の足を使って、自分の目で物事を捕らえることが重要であることを知ることが出来ました。
●「自分ごとを増やす」が旅の目標でも良いのかも
このように実際に現地に足を運ぶことによって、ちっとも興味を持っていなかった分野が「自分ごと」に変わる瞬間こそ、旅の醍醐味だと僕は思うのです。勘違いしてはならないのは、海外の文化や歴史を知っているから偉いという訳ではないし、知っているだけじゃ全く役に立たないということ。
それでもいつか、どこかで役に立つかもしれない。本田直之さんも著書の中で「旅は最も簡単かつ効率的なインプット方法だ」と述べています。自分はこれまで旅をする理由を模索していましたが、シンプルに「自分ごとを増やす」が理由だったのかもしれません。だから残りの2ヶ月も色んな場所に足を運んで色んなことを経験して、少しでも「自分ごと」を増やして日本に帰ってきたいと思っています。
【今日のトリビア】ヨーロッパのスーパーには自動オレンジジュース絞り機がある
ヨーロッパに入ってレストランに行かなくなってから、スーパーマーケットに行く回数が格段に増えました。スーパーマーケットってその地域の食事情をシンプルに表しているので中々面白い。
その中でもびっくりしたのが、ポーランドで見かけたオレンジジュース自動絞り機。機械の中にオレンジが並べられていて、それが自動で絞られていてジュースになっていくという優れもの。お値段約150円!
フルーツを積極的に食べるポーランド人(ヨーロッパ人)の食生活の一面が覗けた気がしました。
サポートしていただいた暁には、よりディープなエストニアを探訪してきたいと思います。今年は色んなサウナを巡る予定です。