2024年後期に遊んだゲームの振り返り②

続きです


☆ふつうのやつ☆

1.ファミコン世界大会

ファミコンの切り身

多人数プレイと1人プレイで評価に大きな差が出る 多人数プレイならおもろい方に入れてもいいかも
またこんなん出しやがって…と思ったのですが、複数人でやると盛り上がって楽しかったです マリオ2の8-2とかアイスクライマーの1面クリアみたいな本当に人を舐め切った種目もあるんですが、なんだかワイワイやれてしまう うっかりハマると居残り気分も味わえておトク
無限リトライが可能なので初代マリオRTAもいずれクリアでき、ミニマムな達成感がある
1人プレイは結構しんどい ドンキーコングのバブルの乱数マジで許せん
長く遊んだりやり込む気にはならず、ゲームの強度は低い


2.ステータス確認探偵

なにかんがえてるの

サクッと遊べてよかった 謎解きの難度は高いんですが、総当たりでもよくてそんなに煩わしくもないのでよいです


3.ElecHead

頭を使う導電アクション

特に脳の血管がブチブチいく事もなく、ゲームの奥深さに合わせたこぢんまりしたボリューム
短いながらも濃くてよかった コンプは勘弁して


4.PokemonPocket

シャッ

カードプール狭いからしょうがないんだけど、戦略性なさすぎ+コイントスに試合を左右されすぎ たまにヒリつくバトルも起きるんだけど、結構な確率でカードゲーム未満の何かが発生し、占いとかパチンコの部類だと思います 反省の生まれる試合が全然ない 勝てば上振れ、負ければ下振れにしかならない

サイドカードじゃなくてポイント制にしたのは健全だと思うんだけど最早誤差で、3ポイントで終わりかつ2コスのポケモンが幅を利かせているので長期戦がほぼ存在せず、加速して殴るデッキが過剰に強い 硬くて強くて進化もいらないexたねポケモンの存在が邪悪すぎる
先攻後攻のアドバンテージ差がデカすぎる上に属性ジャンケンまでさせられるの凄すぎ 1体目出した時点で属性不利だとその時点でやる気なくす 紙だとダメージ2倍だから更にすごい 色を属性ではなく性格にして有利不利をほぼなくしたMTGはえらいよ
相手ポケモンの撃破が実質ランデスになるのもとんでもねえルールで、後手の強さも相まって先にギアの入ったデッキが一方的に蹂躙するパターンが多すぎる
この時代に強欲な壺が入れられるのも本当に狂っていて、引かなかったプレイが全て下振れになる デッキ枚数が少なすぎるせいでモンボと合わせてデッキ圧縮の効率が良すぎ

MTGはテンポとアドバンテージのゲーム、遊戯王はサーチとシナジーのゲームだと思っているんですが、ポケポケは引きとコイントスのゲームですね 紙の方は主要デッキ見る限りコイントスするカードってあんま使われてないっぽく、あっちはもう少し勝ち負けに納得感あるんだろうなと思います
環境起因の問題とポケポケ特有の問題とポケカそのものが持つ問題が個別に存在し、シナジーを生み出しています

(追記)後日やっすいスターターデッキを買って友人と紙もやってみました ポケポケと違ってエネルギーも紙なので純粋に土地システムの下位互換で、たねポケモンとエネルギーの色を一致させる必要があるのがとにかく不自由だった 多分無色エネルギーの要求数が少なすぎるのと各ポケモンが個別にエネルギーを要求してくるのが原因
で、それを大量のドロソで誤魔化してるんだけど、そういう火種みたいなカードを引かないと一生何もできず蹂躙されるだけの最悪のゲーム体験が発生する
メタデッキ握ればそういうアクセルの利かなさも感じないんだろうけど、スターターデッキの体験としては最悪
あとダメカン周りがとにかくダサいですね、大量のカウンターをカードに乗せるのもカードにダメカンって文字が印刷されてるのもダメージと微妙に扱いが違うのも全てがダサい


5.20 Minutes Till Dawn

節電バンサバ

時間潰しとしてはよい プレイを開始する度に20分をドブに捨てる契約書にサインしているという気持ちをしっかり持とう
通話しながらやるゲームであり、一人で黙々とやる物ではない

本家もなんだけど何も考えなくていいビルドの平均値に比べてめんどくさいビルドの最大値が低すぎませんか 武器とかキャラ毎の実績もあるんだけど多様な装備を使う理由ってそれしかなくて、プレイ効率で見た時の死に装備が多すぎる
ひたすら沸いてくる敵を殲滅するゲームなのでスリップダメージの存在意義もよくわからず、燃焼とか何に使うのって感じ
あとパッシブ強化もローグライトとは水と油でなんか気持ち悪くないすか とずっと思っている プレイを継続する理由をもうちょい他に用意してほしい
ステージも難易度差かなりあるのにゲーム内での評価に一切差がないのもなんかキモイなあと思う
夜明けまでの20分を耐えろ!みたいな感じで全体的に画面が暗く、視界みたいな要素もあるんだけど、別に視界外のオブジェクトも全部視認できるので一部のスキルの作用範囲を示すラインでしかなく、適当ぶっこいてんなと思った

なんかボロカス書いてしまったけど基本ダメ出し&バンサバそのものに対する批判なので軽い気持ちで遊ぶには中々よいです

(追記)とりあえずアセ15までクリア 難易度上昇よりもプレイヤーの習熟の方が圧倒的に早く、見える景色が一切変わりませんでした
横に広げるゲームだから同じビルドコスって登頂すんのも不健全だろと言われ、まあその通りなんですが、中途半端に慣れないビルドで15分とか無駄にするのも嫌で…
地味に解禁したアセに最初からカーソル合わないのかなりムカつく!60分ぐらいドブに時間を放り込みました
Vtuberが指示厨を喜ばせつつ視聴者と愛を育むゲームやね


6.PSA

ザッピングホラー 異常番組の誘惑に耐えろ!

8番出口もだけどホラーあんま得意でない身としてはこういう怖くないホラーゲームかなり好きかも
ゾンビやクリーチャーやジャンプスケアよりも自分の中に生まれる不信感や恐怖感と戦いてえよオレは
作者がマジで謎に包まれており、そこもミステリアスでいいですよねえ


7.ほりほりドリル

穴を掘っては埋める、奴隷の労働

序盤がひたすら退屈で、不快でこそないけど快もなく、いつ損切りすっかなと思っていたら中盤あたりからスキルの効果が目に見えて発揮されるようになり、それ以降ずっと回収のターンでした
序盤で辞めんでよかったな~と思う一方、流石に気持ちよくなるまで顔を水に浸けている時間が長すぎる感
なんか辞め時わからないままクリア後コンテンツも少し走りましたが、かなりキリがないので中断


ふつうのやつ、30~70点ぐらいのゲームを全部まとめてブチ込んでるから同じカテゴリ内でも感情にかなり振れ幅がある ポケポケは30点でPSAやドリルは70点です

☆おもんなかったやつ☆

1.Toro

闘牛士シミュレータ

ちょっとクソゲーかもです
3Dモデルが牛にドツかれてフニャフニャ力なく倒れる様を見たい人にはいいかも
別に高いゲームでもないのにわざわざ返金するぐらいのガッカリ感


2.OMORI

精神病患者バイキング なんぼかネタバレがある

MOTHERとUndertaleとゆめにっきとタオルケットを足してnで割って腹いっぱいブロン飲ませたみてえなゲーム
特に意味のない奇妙なオブジェクトとかキャラがゴロゴロ転がってて、こういうの作りたくなっちゃうよね〜わかるわかる でもこのゲームがやってるのは支離滅裂です
プレイ時間の7割は本筋に関係なく、ひたすらテンポの終わっている戦闘や意味のないやりとりを見せられ続ける ただただ退屈で冗長
操作性悪いのにマップは広くて物も多く、やたらとサブイベントも多いのでしんどい 戦闘も地味にシビア 前提としてゲームの部分が全然おもんない
とにかくプレイヤーを快適にさせるための機能が絶無で、シンプルにダルかった ゲームを作る側の人間がこれを良しとしている事に強い嫌悪感を覚えます

アンパンマンとかしまじろうもかくやという感じで登場人物が精神的に幼く、相応に目線も低いんだけど、流石にこの歳になってそういう幼稚なやりとりを等身大に楽しめと言われても無理がある 誰に感情移入すればいいんだよ
一方でホラー描写は力が入っており、ちぐはぐでグロテスク(原義)だなと思いました ジャンプスケアもあるよ

ケルがとにかく不快で、ひたすら傲慢で無礼で出しゃばりで距離間を弁えないアグロコミュ障のステレオタイプだった 一挙手一投足が非常識でいちいちカンに障る 4年間での成長が一切見えないのも凄すぎる こういうエモに振ったゲームで一度嫌いなキャラが生まれるとそいつをポータルにしてゲーム全体がドンドン嫌いになってくよね
一方でリーダーシップのないルフィみたいな立ち位置なのでコイツがいないと話が進まず、なくてはならない存在なのがいかんともしがたい

エンディングは何これ?ってカンジです
メンヘラが妄想の中で勝手に世界を都合よく解釈して自己解決して前に進むエンド ケルうぜ〜って思ってたけど突然オモリがブチ抜いてきやがった
メンヘラって他人をハチャメチャに巻き込んで消えない傷を付けた挙句勝手に自己解決して素知らぬ顔で日常に帰っていくよね
別に過去を克服して前に進むのはいいんだけど、やった事と放置してた期間がデカすぎるだろ 周りが真相を知れずにもがいてるのに自分だけ大した贖罪も更生もなく開き直って前に進もうとするの身勝手が過ぎる 何ならギリギリまで頭痛の種を抹殺しようとしてたからな この辺の議論を加速させると加害者の人権とかそういう話に行き着くと思います 手放しで「みんな幸せになってほしいよ〜(泣)」みたいな事言えるの大変人道的で結構問題あると思う
エンディングのその後で多分オモリはあっけなくNOを突き付けられると思うんだけど、当の本人は当然受け入れてもらえると信じ込んでるの、相手が何気なく言った言葉があらゆるシチュエーションに適用されると思い込んで「でもあの時ああ言ったじゃん!」ってなる模範的メンヘラムーブすぎてウケちゃう
精神異常者はどいつもこいつも自分を中心に地球が回っていると思っており、世界の全てが自分に都合良く微笑んでくれると根拠なく信じ込んでいる 現実とか他人の気持ちってそんな甘くないですよ
こういう繊細ぶりたいオタクがわかるわかる〜ってペラい共感してメンヘラのロールプレイし始めるコンテンツが地雷なの久々に思い出した
明確に受け入れられないんだけど、Undertaleと違って生まれる感情が多々あり、長文お気持ちが発生してしまった

バッドエンドはなんか曲が愉快でよかったんだけど、まあゆめにっきですよね

このゲームUndertaleみたいになんか歪んだ熱量を持っている人が多く、強めにバッシングするの結構恐怖がある 燃やさんといて~


3.Malware

間違い探し

別におもんなく、ついでに卑怯なのばっかで普通に攻略見ました
なんか作者が淫夢厨なんだけど、日本人か中国人かわからず、淫夢のグローバル性に恐怖しています


4.Senchu/線虫

電波 酔う 他に書くことなし


☆業務☆

1.Farm Merge Valley

はよやめろ


前期に比べて文字数すくな!あんまりピンと来るゲームなかったかも
今年はラーメン橋が一つ抜けて面白かったな~という感じです


☆日記☆

RTA in Japan Winter 2024の応援に行ってきました~
一昨年の記事にも書いていたんですが、ノラカムのスライダーチャレンジがRiJの種目に採用されたという事で、これは行かねばならんだろという事で徹夜確定のタイムテーブルもなんのそのといった感じで参戦

後ろでうちわ振ってるデカいのがワシです 隣の原水さんが前日に描き上げてくれたんですが、コミケ前日のテンションでいきなり頒布物を増やすサークルみたいなノリがアツくてよかった
走りも素晴らしく、ショートカット全部キメてるのは前提として一つ一つの動きの精度がめちゃめちゃ高い!
自分が何十回もリトライしてようやく成功させられるような動きを本番の緊張感でスッと出しているのは流石RTA走者という感じです
マカロン取得がノーミスなの地味に凄くて、WR狙いではない通常プレイでもレベルの高い動きができるのは地力の高さを感じさせます
仮にも一時期WRを競っていた身としては満足で、もう思い残す事はないぞい
願わくばこれをきっかけに走者が増えてまたトンデモなルートが発見されてほしいですね~

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