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Android エンジニアが「Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する」 を読んでみた

Android でも Atomic Design が熱い?

Android では Jetpack Compose と Atomic Design を組み合わせて Composable をどのように管理するか検討されているのをしばしば観測します。

今はどうなっているかわかりませんが少し昔(2021/8)の時点では ZOZOTOWN さんで Atomic Design を採用して Composable を管理していたようです。

何かと Atomic Design の話題を耳にすることが多いのですが私自身 Atomic Design に関しては聞いたことがある程度だったので「Atomic Design ~堅牢で使いやすいUIを効率良く設計する」を読んで Atomic Design を学んでみました。

書籍から何を学べるか?

この書籍ですが Atomic Design の説明するために React を利用しています。半分ぐらいは React のコードの解説になっているので Android エンジニアが購入する際には注意が必要です。

- Atomic Design を採用して、コンポーネントの開発を進めるために React を採用している経緯などの説明
- React でコンポーネントを作成するためのノウハウの説明、React で作られたコンポーネントをテストするためノウハウの説明

そのため Android エンジニアとして Atomic Design を学びたいという方には少しボリューム不足な気もしますが、以下のように Atomic Design の基本的なコンセプトは参考になるかなと思います。

- Atomic Design の Atoms・Molecules・Organisms・Templates・Pagesのコンセプトについて知れる、またはメリット・デメリットを知れる。
- 実際に Atomic Design を採用したプロジェクトの開発の進め方のイメージが説明されているので Android アプリに採用する際の参考になりそう。

Android エンジニアが読む価値があるか?

Android エンジニアが読んでも参考になる点はあるかなと思いますが上述したとおり React のコードが書籍の半分以上を占めるので異文化を学ぶ姿勢で書籍を購入をおすすめします。

タイトルには React という文字がない書籍なのですが React 本なので英語が嫌でない限りはもしかすると「Atomic Design by Brad Frost」を購入して読んだ方が良さそうです。(私はまだ未読なので良し悪しわかっていないですが)


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