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読書記録(5)

「あなたが誰かを殺した」 東野圭吾

ミステリーを感じさせる、黒をベースとした表紙に描かれている複数の謎の鍵。中心に描かれているスマホ画面。
物語が進むにつれて、1つひとつの鍵が外れていく。
1つひとつ事実がわかることで、事件の全体像が明るみになっていく。
そんな様子を思わせる綺麗な装丁。

今回の加賀恭一郎シリーズ第12の事件は、
別荘地で起きた殺人事件。
犯人は捕まり殺人を認めているけど、供述しようとしない。
真相を知るために、被害者たちで開かれる事件の「検証会」。
そこに休暇中の加賀さんが参加する。
犯人の狙いや目的は?
「検証会」が進むにつれて、1つひとつの事実が明るみになっていく。
ミステリーを感じさせる、黒をベースとした表紙に描かれている複数の鍵。1つひとつの鍵が外れていくことで事件の事実が、1つひとつ明るみになっていく様子を表現している綺麗な装丁だと感じた。

真相が気になりすぎて、毎日仕事から帰ってきた後、読み進めることが楽しみになっていた。今までは、帰宅してすぐにテレビをつけることが多かった。けれど、帰宅後はささっと片付けをし、本を手にベランダに出ることが最近の行動になっていた。
読書のために、「テレビをダラダラ見ずに読む時間を確保する」自身の行動が変わっていることに驚きながらも、「やりたい」と思ったことを日常の中に入れることで、充実感を得られることに気づいた良い機会となった。

最後まで読んでいただきありがとうございます♪

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