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手術…腰部脊柱管狭窄症



手術の朝

朝起きて、カーテンを開けると見える景色
やっぱり、関東平野で育った私には、山のある風景は、旅行気分
自宅は、準商業地域
周りは、住宅だらけ
少し離れると、こんなにも違うんだな
今日は、富士山は雲の中でした
そして、生活スタイルが違うため、21時消灯って中々寝付けなかった
鎮痛剤と痺れ止めのおかげで眠くなるので、いつのまにか眠れたけど、3時間程で目が覚めた
大きな咳払い
うとうとすると、また、大きな咳払い
2時間置きに、おじいちゃん?の咳払い
看護師さんの見回りの気配
個室だから、この程度なんだよね

1日がはじまる

6:00起床
看護師さんが、熱と血圧を測りに来た
朝食後に服用する薬は、手術前なので血圧の昇降剤のみの服用となった
もちろん、今日は朝食も昼食もなし
個室なので、洗面がある
歯を磨いて、顔洗って、トイレを済ませる
7:00過ぎに、手術着をもらう
お手伝いしましょうか?と、看護師さんに言われたけど、広げて見て、大丈夫そうですと応えた
ストッキングのサイズ、昨日計りにきてなぁい?
ないですね…あとで、計ります
14:00の予定だから上だけ着替えてとのことでした
手術着って、マジックテープで止まっている部分があって、工夫されているなって感心しちゃう
8:00過ぎに、先生がきて点滴が始まる
手術用の針って、長くて太かった記憶

前回は、2度ダメで、看護師さん交代で3度目で成功、しかも2日目で漏れて痛かった
そんな記憶があると、身構えちゃう
今回は、1回で成功
ほっとした

点滴も、今は機械でコントロールされているので、トイレに行く際のポイントを教えて頂いた
予定時間まで、6時間
しっかり水分を入れて欲しいと言われた
そうなると、点滴と水分補給でトイレにも行きたくなる
点滴の機械は、充電式とのことだった
2時間程して、トイレに立つ
コンセントを抜くと、ピピっと鳴る
トイレまで5、6mのはず
何度も警告音、近くに居た看護師さんが機械を操作してくれた
どうやら充電がまだ不十分だったようでした

手術の時間まで、検温と血圧測定が朝とお昼にあった
血圧、8年前の手術のときは、まだ昇降剤も服用してなかった
上が159あって、看護師さんに驚かれ、病院に行ってくださいと…ここ、病院だけど
入院中になんらかのアクションある?
退院まで、そんなこともなくだったな…
手術前に緊張してたこともあったようで、そのあとは、何も言われなくなった

今回は、131/82
やっぱり、少し緊張気味かな

暇に任せて、noteめぐりをして過ごす

手術予定時間の1時間前に家族の方は、お越しくださいとのことで、夫が13:00に来る

8年前の手術の時は、前の方の手術が早く終わったとのことで、1時間半予定時間より早く案内されたな
夫に電話で状況を話、手術室に向かった
看護師さんに、予定より早いから、夫もまだ来てないですと伝えたけど、促されるままだった
この時は、全身麻酔がはじめての手術でした
やっぱり、不安だらけなんですよ
予定があるかもしれないけど、夫は遅れているわけじゃない
そこって、重要なんじゃないかな
しかも、その時も個室でした
しかも、お隣の方が亡くなった朝
ご主人が耐え泣きしている声は、手術を迎えた朝の私には、かなりキツかった

今回は、夫が来て30分後でした
パジャマのズボン脱ぐと、
あれれ?ストッキング
朝、あとで計りにくるって言われたそのままです
一緒にエレベーターを降りる
手術室の一つ目の扉をくぐると、手術の担当の看護師さん2人の方からご挨拶される
マスク、とってくださっていいですよ
夫にマスクを渡す
サージカルキャップを渡されかぶり、ストレッチャーに乗り手術室へ
麻酔科医の先生とご挨拶
手の点滴のところが、ヒリヒリして来ます
麻酔が入って行きますので、2分程で眠れますよ…と言われ多分2分経たずに意識なしでした

前回は手術台に自分で登った記憶がある
全身麻酔、吸入だった
背中に高外膜麻酔という痛み止めの管を入れて、口にマスクをして深呼吸して、1.2.3で眠るよ!
そんな感じ、今日、病室が移動になり同室になった方は、吸入だったそうです
それぞれ、相性があるのかもしれません

18時に病室に戻ってきました
手術時間は、3時間程でした

血栓予防です

19時過ぎに、夫の姿を確認
痛みと気持ち悪さで目が覚めました
うわ言で、

ここにお義父さんがいる
お義母さんと一緒に見守ってくれてる
こっちには、お母さんとお父さん
夫の顔を見て、ほらここ

そう言っていたそうです
夫は、意識が朦朧としてる中、見えてたんだろう
涙が出て来たと、息子夫婦のグループLINEに綴ってありました

痛み止めが、吐き気を強くすると説明を受けていました
点滴から痛み止めが入ると、吐き気がくる
時間で入ってくるので、繰り返し吐き気を感じました
吐き気がくると、吐き気止めを点滴から入れてもらいました

朝が明けるまで、看護師さん看に来てくださって、心強かった

明け方、カーテンを開けてもらって、看護師さんに

32年前、やっぱり入院してました
5時10分、もう直ぐ娘が誕生した時間なんです

看護師さんが、あら娘さんの誕生日なんですね
はい、お誕生日おめでとうLINEしなくちゃです

11/5は、義父の命日
11/7は、立冬 娘の誕生日

そんな生命を感じる日でした

次回は、術後を綴ります
そして、なんと
先程、退院の日が決まりました😊
最短で2週間と言われましたが、11日目で退院します!

最後までお読みくださり、ありがとうございました










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栄惠
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