クジャクサボテン
大輪の花を咲かせました。
いつの間にか大きな蕾が2つ。
そして、次々に綺麗な姿でした。
実家から株分けしてもらったものでした。
母にLINEで、
サボテンの花が咲いたよ
なんてサボテンだっけ?
クジャクサボテン
お父さんが生前育てていて、それを株分けしたものだよ
惠へのお父さんからのお誕生日のお祝いだね
そんな返事が返ってきました。
父からのプレゼント💕
月下美人もクジャクサボテンの仲間だそうで、月とウサギ‥…プラムとの思い出もよみがえり、胸がキュン😌としました。
来年も大輪の花を開花してくれるように、お世話していきます。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
不思議なお話です
蕾を見つける前からタバコの香りがするときがあって、
お父さん?
ふと思うことがここ数日でした。
母に連絡したことで、納得。
父に
ありがとう
胸があたたかいです。
父が亡くなる前のこと思い出しました。急遽出張で品川へ行くことになり、午前中お休みとって父の入院先に行くことが出来たことで、最期のお別れができました。
言葉がうまく出てこなかったので、ホワイトボードに筆談
水くれ
何時もなら、お茶くれ
水‥…?と思いながら、吸飲みで少しトロミをつけたお茶をのんでもらいました。
理学療法士さんが、お父さんが今日は誰だかがくるって盛んに言ってたのは、娘さんのことだったんですね。
いいえ、急な出張でした。
時間を詰めれば顔を見れそうだったので、静岡から朝新幹線で乗り継ぎ来ました。このあと、品川です。
父は、ホットしたのかもう行けと手を振るので、また来るねと手を握ると嬉しそうにしてくれた顔が、最期でした。
病院の出口に向かいながら、バスの時刻は、丁度行ってしまったあとで4km歩こうかと思いながら玄関に‥…
スーッとタクシーが目の前に停車。
駅からお客さんを乗せてきたところで、駅までお願いできますか?と聞くと
タクシー呼ぶ連絡してないか聞かれ、電話しようかと思ったところでした。
それなら大丈夫ですよ。
どうぞ!と、快く受けてくださいました。
父は、お見通しだったのかな‥…
お昼ご飯、これで軽く食べられる。
翌日父は、親友と息子のように可愛がっていた従兄弟と顔をあわせることができました。
父の親友から葬儀の時に、惠ちゃんお父さんが来たって喜んでたよ。
お父さんは、惠ちゃんが大好きだったんだよ。
最期は、大好きな人に逢いたいからね。おじさんと号泣でした。
静岡と千葉では、何かあったときに直ぐに行くことができないので、覚悟していたものの、家族の中で最期に逢えたことは、私には幸せなことでした。
母は、このことを
死に水を取った
そう言います。
死に水は、末期の水ともいうようですね。
由来は
仏教‥…
お釈迦様の最期からきているとか‥…
看取る
壮絶でした。
義父、父、義母、愛兎
いまだに、ifだらけです。
クジャクサボテンの開花は、父との絆。見守ってくれてるんだ!
そう思うと、嬉しくなります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?