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ワイルドすぎる蒸留現場

ということで本間製作所さんの農業用などによく使われている簡易カマドをコメリさんで購入して精油を蒸留してみることに。

本当は煙突とかのついたもう少し立派なものが良かったのですが、この竈門を購入した時期が悪かった。
時は7月。
カマドを購入するには最も適していない時期だったせいかコメリにはこの一択しかなかった。
アマゾンで購入する手もあったけれど、送料とかが馬鹿馬鹿しいほど高くつくのでポチれなかった。

そして、余談ではありますがこの時期私の会社は金銭面的なピンチを迎えていました。何故かというとこの蒸留所を開くために新しく運転資金と設備投資のために銀行に新規融資を申し込み、やっとその融資も降りたところで4月に引越しを決めたらなんと。
『茅ヶ崎から宮崎に引っ越すというのでしたら融資は取りやめ。
今すぐ全額返済してください。』
なんと。
なんと。
なんですって〜〜〜〜〜!?!?!?!涙涙涙

社用車の車検、引っ越し費用、もう発注してしまった蒸留釜や周辺機器、迫る決算費用諸々と全てが一度に襲いかかって来るではないか。
さらにはコロナで消費は全体的に落ち込み売り上げもあまり良くない状況。
いつもであればこういう時にはイベントツアーでも立ち上げてアロマ活用などの巡業に出るのですがそれも出来ない。

まさしく四面楚歌。

そんな中でしたがもう始まっちゃった以上留まるわけにはいかないので、ほふく前進でもとにかく進めなければ!と、息も絶え絶えのまま事業を始めたわけです。

更には会社のお金も底を尽きてきて給料もちゃんと出ないような状況。
4ヶ月を無給のまま過ごしつつ蒸留所を立ち上げた。(10月で無給4ヶ月目...)

なので、そういう状況でありながらもなんとかスタートにこぎつけられたのは引越し前に募集した”森のサポーター”を申し出てくださった方々のおかげ。
その方々にはちゃんと蒸留報告と蒸留水をお送りしなければならない。

しかし、釜はあっても竈門(カマド)がない。
ビビって安物を購入してしまう。
と、いう経緯でとにかく知日でも早く蒸留釜を稼働させるために安い竈門を購入して蒸留してみた。

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なんか、、、いいんだけれど、、、
なんか、、、美しくない。
というかキタナイ。
これ。。。
私の精油の蒸留所、これでイイノ?
ヤじゃない?
ヤダよね?
ね?ね?
って心の声が囁き続ける中始まった。

次につづく。
https://note.com/kalasunoyamaneco/n/nc56421f733f7

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