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僕が作りたい世界

そんなにおおげさなことは言えない。

だってボクも一人の人間だし、

あのマイクロソフトを作ったビル・ゲイツでもなければ、

ソフトバンクの孫正義みたいな有名人でもなければお金持ちでもない。

だけど叶えたい夢はある。

ボクは小さいころからコンプレックスの塊だった。

運動はできないし、かけっこしても絶対ビリ。

人前で話すことも得意ではなかった。

そんなボクでも唯一できたことがあった。

それが勉強だった。

初めは決して得意ではなかったけど、とにかく新しいことを知るのが好きだった。

いままで知らなかった漢字が書けるようになることや新しい公式を使うこと、

日本で昔起きたことを知ること本当に楽しかった。

そのおかげで運動ができなかったボクでも、

親や先生にほめられることが少しずつ多くなっていった。

やっと人生が明るくなってきた。

そんな期待をした瞬間だった。

でも、勉強が好きな子どもは正直めずらしい。

周りから見ると先生に気に入られて、テストはだいたい1番。

そんな存在うとましいに決まっている。

例外もなく、いじめにあった。

いじめってなんでなるんだろうと必死に考えた。

幼い小学生ながらに必死に考えた。

『どうしてみんなは僕にそこまでして攻撃をしてくるんだろう』

学校に行きたくない日もたくさんあったが、

そんな人たちのためにボクの人生をじゃまされたくない。

必死に考えた結果、

いじめている人は自分に興味があり、

何かしらで関わりたいけど、うまく表現できないんだなと結論づけた。

次の日から、彼らとこっちから関わることにしてみた。

すると反応は全く変わり、次第に彼らと仲良くなった。

その時からものの見方はたくさんあって、

考え方によっては人生が変わるということがわかった。

それをみんなに伝えたいと思った。

いじめってなにが悪いとかどっちがいけないとかではなくて、

双方になにかしらの原因があって、

ものの見方によってなんでも変わるということ。

あの時から少なくとも大人になったし、いろんな経験をしてきたつもり。

少しだけ自分が作りたい世界を作れるようになってきたと思ってる。

だとしたら、ボクが作りたい世界はなんなんだろう。

それはあたたかい場所。いつでも帰ってこれる場所。

どんな人でも受け入れてくれるような場所。

それがこのクラファンだと思ってる。

それをエゴだと言われたら、そうなのかもしれない。

けど、何かをこの世界に残したい。

なんで自分がこんなことに一生懸命になっているのかと

言われると答えられないけど、とにかく作りたい。

おそらく、子どもの頃の経験だと思う。

その意味では、すでにいじめてくれた同級生には、感謝すらしている。

ありがとう。

その『ありがとう』が溢れる場所。

それがしるし図書館だと思う。

もともといろんな縁があって、始めたみんなの実家『ルビッチの家』。

ルビッチの家は今いろんな人で住んでるけど、本当に多くの人が毎日来る。

こんな場所はあんまり日本にはないと思う。

ここに来れば居場所(実家)が増えるし、楽しくできる。

そんな場所をもっとおもしろいことしたい。

しるし図書館。

クラウドファンディングおかげさまで達成することができた。
あたたかいで回る世界はもう少しなのかもしれない。
ボクが叶えたい世界、サードプレイスというやつを持ってもらうこと。
理想と現実の狭間で人間は日々生きていて、
そこからなにを今日、
いまこの瞬間できるかに全てがかかっていると思う。
やらない後悔よりやった後悔。
何事もやってみると案外やれることが多い。
だからこそなにを学んで次にどう活かすか。
こんなちっぽけな僕でもなにができるのか日々考えること。そしてやること。
そんなことを日々思ってる。
社会に与える影響とかそんなこと正直どうでもよくて、
困っている人、悩んでいる人を少しでも減らしたい。
そのためにはまず自分がどんな人間でちゃんと稼いでいて生きているのかを明確にしないとな。
いま25歳。割と人生の転機なのかもしれないなと感じている。
やれることを精一杯やろう。

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かくたかづほ(トニー)@東村山
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