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良薬口に苦し 期待を裏切らないセンブリ茶

 最近、胃腸の調子が悪い時があって、ついにセンブリ茶を飲んでみました。夏に岩手から持ってきたセンブリです。

 このままで香りをかぐと苦みのあるような感じはせず、干し草のような香りしかしませんでした。本当に言うほど、苦いのか半信半疑でお茶を作り始めました。

 ネットで検索すると水の分量など細かく書いてはあったのですが、80gとか計りがないのではかれず・・・。一茎に対し、水400mlを鍋で弱火で煮詰めてみました。

 出来上がりは麦茶みたいな色で、見た目はホット麦茶です。お茶の香りも嫌な感じではなく、本当に苦いのかここまでわからず。

 飲んでみると、やっぱり苦い!苦すぎて笑えます。こんなに苦いもの、毒だと思われて飲まなくなるだろうに、よく薬になると気付けたものですね。

 日本の食文化って、よくこんな見た目で美味しいと気付けたなと思うものも多々あります。センブリも飲み続けられてきたことがすごい。

 それでも、パンチが効いていたのは、一口目だけで、少し冷まして味わわずに飲めば、なんとか飲めました。

 効能は苦みの成分が、口内の味覚神経を刺激して、唾液や胃液の分泌を促し、胃粘膜に直接作用して消化機能を高める効果があります。内用に苦味健胃、消化不良、下痢、食欲不振、外用には抜け毛、 ふけ性発毛に効果があると言われているそうです。

 私は、胃がなんとなく不調の時に飲んだら、調子がよくなった気がします。苦味に驚いた胃が、びっくりして胃液をたくさん出してくれたんでしょうね。

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