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アートめぐり 北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画

 人生2度目のSOMPO美術館へ『北欧の神秘―ノルウェー・スウェーデン・フィンランドの絵画』を見に行ってきました。2024.03.23(土)- 06.09(日)まで開催されています。

 新宿は、摩天楼すぎて、目印となる建物である東京モード学園のコクーンタワーが見つけられず、すごい見上げて建物を探しました。建物がデカすぎて視界に入らないんですよね・・・。

 いつかは行ってみたいと考えているフィンランドを含め、ノルウェー、スウェーデンの3カ国の絵画見られます。

 北欧の画家は詳しくないので、知っていたのは、『ムンク』ぐらい・・・。見つけた時は、なぜかホッとしました。

 タイトルに神秘とある通り、ファンタジーや幻想的な絵画が多く、そういったテイストの絵画が好きな私はとても楽しめました。好きだと思う絵画もたくさんあります。

⬛︎序章 神秘の源泉 -北欧美術の形成

●カール・ステファン・ベンネット《ストックホルム宮殿の眺め、冬》
 月夜の宮殿が綺麗でした。

●アウグスト・マルムストゥルム《踊る妖精たち》
 妖精が優雅に踊っている絵。妖精の淡い輪郭とかどうやって描いたのか・・・とても綺麗です。

●ロベルト・ヴィルヘルム・エークマン《イルマタル》
 幻想的な絵で、波と女性の美しさ素敵です。

⬛︎1章 自然の力
 北欧ならでは?の雪景色や風景が素敵です。

●ブルーノ・リリエフォッシュ《ワシミミズク》
 画面いっぱいのいきいきとしたワシミミズクがかわいい。

●エドヴァルド・ムンク《フィヨルドの冬》

●ガブリエル・エングベリ《湖上の雪解け》

●ヴァイノ・プロムステット《初雪》

⬛︎2章 魔力の宿る森 -北欧美術における英雄と妖精

●ガーラル・ムンテ

●アウグスト・マルムストゥルム《フリチョフの誘惑》

●テオドール・キッテルセン

《アスケラッドとオオカミ》
《アスケラッドと黄金の鳥》
トロルのシラミ取りをする姫

●エーリク・ヴァーレンショル《森の中の逃避》

⬛︎3章 都市-現実世界を描く

●アウグスト・ストリンドバリ《街》
 荒れた海から見る街がとても印象的な絵。海の荒々しさがよく表現されています。

 テオドール・キッテルセンの絵が映像化されていて、トロルや海の怪物の絵が見られましたが、なんとも言えないまぬけた感じに思わずクスッと笑ってしまいそうになりました。

 トロルとか妖怪にとても似てますね。キッテルセンは、日本にいたら妖怪を描いたのではないでしょうか。

 館内は、ところどころ、絵画にあうBGMを流していて、(例えば《密猟者》では自然の音)など、斬新な展覧会でした。

 BGMは、適度に流れていると作品を味わうのに効果的な気がします。

 そして、人生2度目の《ひまわり》。やっぱり本物は迫力が違いますね。

 グッズは迷って何も買いませんでした。

 あまり見ることができない北欧のアート。この機会にぜひご覧ください。

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