「Amazon」での出品をやめた理由。
こんばんは。劃桜堂(かくおうどう)大野です。
本屋さんって大きく3つに分類されます。
新刊書店と古書店、あとは両方扱う本屋さんです。どの形態でも「本屋さん」です。ちなみに劃桜堂は新刊1割、中古本9割です。一般的な本屋さんは本を販売して売り上げを出しています。劃桜堂はAmazonでそこそこ本を売ってましたが1年前くらいからやめることにしました。
本屋さん=本大好き?
よく「本屋さんだからどんな本でも好き」と思われがちですがそんなことはありません。全然自分とは趣味が合わない本や自分のレベルでは読み解くことができない本などたくさんあります。そういった本は特に好きでも嫌いでもありあせん。そして私は本に囲まれて生活したいわけでもありません。物は少なければ少ないほうがいいと思ってます。Amazonで販売するのは、私達の場合は対面で販売しきれない本をNetで販売するという意味合いが強かったです。そうすると必然的に在庫量が増えてくるんですね。好きなものに囲まれてると気分良く仕事ができますが、好きではないものに囲まれているとどうしてもうまく気持ちが乗らなかったりします。
売り上げよりも大事にしたいこと
売り上げはものすごく大事です。Amazonで出品することは確実に売り上げに繋がります。Amazonでは希少な本がよく売れたので自分がいたからこそその本に出会えたという人もいます。ただ「その役割を自分が担う必要があるのか」と考えたときに、他の人がやっても結果は同じではないのかと思いました。
やりたいことだけやればいい、と言いたいわけではありません。ただ自分で何かするということは自分で選択できる可能性を広げることだと思ってます。
選択したことで良い結果に繋がることもあれば悪い結果に繋がることもあります。ただ大事なのは自分で選択することだと思ってます。そういうわけで劃桜堂ではAmazonでの出品をやめることにしました。
Amazonをして良かったこと
・郵便局と大口契約をしようとしてて話を聞きに行って別室に通してもらった
・Amazonの在庫管理ページに慣れたので次になにかするときにも活かせる
・発送が遅れてご指摘のメールを頂いた。複数人でメールアカウントを管理してると誰かがメールを開いてそのままにしてしまうことがあったので定期的にチェックするようになった。
などなど。何かやってみると"経験"と"失敗"が得られるのでとても良いです。劃桜堂には向いてなかったですがAmazonはとても良いサービスだと思うのでぜひ一度体験してみてはいかがでしょうか。
Amazonはやめてもツイ廃はやめません。今後ともよろしくお願いします。
大野
https://twitter.com/kakuodou_books