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大間埼灯台|青森県大間町

2023年6月
2023年6月
2023年6月
ゲンベイ礁灯標
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2021年5月31日
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2020年6月9日

大間埼灯台|青森県大間町 

 大間埼灯台は本州最北端の大間崎から800m沖合の弁天島に建てられ1921年(大正10年)11月1日に点灯を開始。
潮流が7ノットに達し、水深も4~7m程度で暗礁も多い弁天島の周辺2kmは津軽海峡の変針点(船が進路を変更する地点)にあたるため、濃霧や吹雪の際に進路を誤り海難事故が多く、昔から海の難所として知られていた。古くは明治元年に英国船「アスモール号」が箱館回航の途上に暴風雨に遭い弁天島に座礁大破した際に救助活動をした地元漁民に英国王女から懐中時計が贈られた。
 1945年(昭和20年)の7月14日から15日にかけて18回にわたり米艦載機の攻撃を受けて大破。1952年(昭和27年)3月4日には十勝沖地震により被災し壊滅的な被害を受けたことで、1953年(昭和28年)に二代目となる現在の大間埼灯台に建て替えられた。
なお戦時中の攻撃で大間埼灯台の銘板の「間」の日の部分の中央が被弾し『口」という文字のまま使用されていた。
1991年(平成3年)無人化された。
現在は「日本の灯台50選」にも選ばれている。

参考
『燈光』1992年5月号

大間埼灯台
航路標識番号
[国際標識番号] 1550 [M6634]
位置 北緯41度33分07秒 東経140度54分54秒座標: 北緯41度33分07秒 東経140度54分54秒
所在地 青森県下北郡
大間町大字大間字弁天1
塗色・構造 黒白横線 塔形 コンクリート造
レンズ 第4等フレネル式
灯質 群閃白光 毎30秒に3閃光
実効光度 120,000 cd
光達距離 17海里(約 31 km)
明弧 全度
塔高 25.4 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 36 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1921年(大正10年)11月1日
管轄 海上保安庁
第二管区海上保安本部


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すずきたけし
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