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城ヶ島灯台|神奈川県三浦市

日本初の灯台ラッピングが施された城ヶ島灯台
原状復帰ができるようペイントではなくラッピングとなっている。

城ヶ島灯台|神奈川県三浦市 2021年11月23日

城ヶ島灯台の場所には1678年(延宝6年)から灯明堂(日本式の灯台)が設置されており、その後にかがり火を焚く篝台によって明治の時代まで火が焚かれていた。しかし後に建設される野島埼灯台の灯りと誤認するとの理由から1869年(明治2年)に廃止が決定。1870年(明治3年)にレンガ造の初代城ヶ島灯台が建設された。

 観音埼灯台や品川灯台など日本の近代灯台初期の建設を担った横須賀製鉄所建築課長のルイ・フェリックス・フロランが最後に関わった灯台とされ、日本の洋式灯台としては観音埼、野島埼、品川、樫野埼についで5番目となる。現場監督には品川灯台と同じ横須賀製鉄所建築頭目であったアンチケールが担当した。

 初代城ヶ島灯台は1923年(大正12年)9月1日の関東大震災により倒壊。9月9日より仮灯竿が点灯し翌年からは木造の仮灯台を設置。その後の1926年(大正15年)に現在の二代目城ヶ島灯台が建てられ点灯を開始した。

参考=『燈光』2006年10月号、11月号「明治の灯台の話」(燈光会)

灯台付近にはネコがたくさんいます
城ヶ島ネコカレンダーの売り上げは地域ネコのご飯代になります
灯台上り口付近は土産物屋や食堂が軒を連ねる
城ヶ島の交番は灯台デザイン

航路標識番号
[国際標識番号] 2407 [M6343]
位置 北緯35度8分6.28秒 東経139度36分40.16秒座標: 北緯35度8分6.28秒 東経139度36分40.16秒
所在地 神奈川県三浦市
三崎町城ヶ島
塗色・構造 白色円塔形コンクリート造
レンズ 第4等フレネル式
灯質 単閃白光 毎15秒に1閃光
実効光度 400,000 cd
光達距離 15海里 (約 28 km)
明弧 297度 - 254度
塔高 11.5 m (地上 - 塔頂)
灯火標高 30.1 m (平均海面 - 灯火)
初点灯 1870年(明治3年)9月8日
管轄 第三管区海上保安本部
横須賀海上保安部

Wikipedia


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