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口之津灯台|長崎県南島原市

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口之津灯台(B)|長崎県南島原市 2021年10月17日訪問

口之津港の出入り口に建つ口之津灯台は1880年(明治13年)点灯。
レンガ造りの灯台としては第七管区長崎保安部では最古の灯台。
保存灯台としてはBランク。

 口之津港は16世紀にポルトガル船が入港した古い港で、適度な水深と地形から天然の良港として船の潮待ちや風待ちとして利用されてきた。

 灯台が建設された明治時代、三池炭鉱のある三池港は大型船が接岸できなかったため、採掘された石炭を小舟で運び、口之津港で大型船に積み替えていた。そのため口之津港は石炭の海外積み出し港として栄え、日本一の「外航船の船員の町」として知られた。

 また、明治から大正にかけて島原地方、天草地方の貧しい農家や漁村では口減らしのために娘を売りに出し、「からゆきさん」と呼ばれた彼女たちは石炭船の船底に隠され、中国や東南アジア各地に売られていった。





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すずきたけし
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