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猿山岬灯台|石川県輪島市
訪問:2021年7月19日
能登半島の最後の秘境といわれる猿山岬は200メートルを越す断崖で人を寄せ付けずにいましたが、大正9年(1920年)に灯台が建造されました。当時は現在のような陸路はなく、建設資材は海上運搬され、断崖から荷揚げしたと記録されています。能登半島は日本海に大きく突き出ているため、日本海を航行する船舶が進路を変える重要なポイントになることから、特に大型のレンズを用いて、光力を強くして船舶に猿山岬の位置を知らせています。また、無線方位信号所が併設されていて、船舶向けて電波を発射し、霧や吹雪で視界の利かないときでも猿山岬の場所が船舶レーダーに映しだされるようになっています。(灯台設置の解説より)
【所在地】石川県 輪島市 (猿山岬)
北緯 37度19分28秒
東経 136度43分26秒
【灯質(光り方)】
単閃白光 毎8秒に1閃光
【光度(光の強さ)】
実効光度140,000カンデラ
【光達距離(光の届く距離)】
20.5海里(約38キロメートル)
【高さ】
地上から頂部まで 17.18メートル
海面から灯火まで 218.85メートル
【点灯年月日】
1920年11月15日
(第9管区海上保安部HPより)
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