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#コラム

書評とかレビューとかの目次

レビュー、書評に取り上げた書名を五十音でINDEXにしました (2024.3.29更新) ◆あ◆『アウトロー・オーシャン 海の「無法地帯」をゆく 上・下』イアン・アービナ『あかんやつら―東映京都撮影所血風録』春日太一『アニメーションの女王たち ディズニーの世界を変えた女性たちの知られざる物語』ナサリア・ホルト『アメリカは食べる。』東理夫『アランの戦争 アラン・イングラム・コープの回想録』エマニュエル・ギベール『ある犬の飼い主の一日』サンダー・コラールト『イエロー・バード』

【コラム】映画『ダークグラス』|映画と本のモンタージュ

映画チャンネルにて映画と本のコラム 第2回はホラーの帝王ダリオ・アルジェント監督作『ダークグラス』についてでございます。

【レジから檄⑤】つれづれ名刺を読む|新文化◆2006年5月18日号 12面

新文化◆【レジから檄】2006年5月18日号 12面 「つれづれ名刺を読む」 ども、ゴールデンウィークの渋滞ニュースを見て、仕事していて良かったと自分を誤魔化しているヒネクレショテラー・スズキです。  連休中は商品の入荷が無いので空いた時間を身辺整理に割きました。いやぁ、「整理整頓は心の整理整頓」とはよく言ったモノで、すすけた背中が洗われ、“哭きの竜”な気分です(意味不明)。  さてさて、その整理整頓で名刺を整理しました。今までは、名前は伏せますが図書を普及する株式会社から

【レジから檄④】 『ショテラー』ってどうですか?|新文化◆2006年4月13日号 8面

新文化◆【レジから檄】2006年4月13日号 8面 『ショテラー』ってどうですか?」 ども。自称読書好きバイトの面接で「最近読んだ本はノンノです」といわれ「雑誌かい!」とツッこんだことがあるスズキです。  さてさて、今回は大して面白いネタが思い浮かばないので、日頃思っているどーでもよいことを書きたいと思います(笑)。 (1)「書店人」というネーミングについて。  書店で働く店員さん。誰が呼んだか「書店人」。この「書店人」という呼び方にスズキはいまだに違和感があります。なんち

【レジから檄③】接客サービス|新文化◆2006年3月16日号 10面 

新文化◆【レジから檄】2006年3月16日号 10面  「接客サービス」 ども、アマゾンとかセブンとか特撮の話で盛りあがっているなか、どこ吹く風のスズキです。  ある日、お客様から「頑張ってるねぇ」等々、私をよく知っているような口ぶりで問合せを受けました。しかし、わたしゃその方を知らないのでございます。名前を聞くのも失礼と思い、話を合わせつつ自慢の口八丁で接客をしておりました。そして注文を受ける段階でお名前をお聞きして思い出しました。高校時代の担任だったのです。  さてさて

【レジから檄②】この店は一味違うゼ|新文化◆2006年2月16日号 10面

新文化◆【レジから檄】2006年2月16日号 10面 「この店は一味違うゼ」  店の一等地でのフェアを見て「このフェア売れてないでしょ?」。コンサルタントが言った。ムーブックスや徳間書店のオカルトフェアが「売れている」といえるほど売れるわけがない。売れるフェアなら雑学文庫の仕掛けでもやっている(誤解があると困るので説明するとオカルト全面肯定のフェアではなくオカルトをおちょくったフェア)。  フェアというのは店の個性を商品で演出できる書店の数少ない差別化政策であり書店の醍醐味

【レジから檄①】発見のある店作り|新文化◆2006年1月19日号 8面

新文化◆【レジから檄】2006年1月19日号 8面 発見のある店作り  ども、「昭和生まれ」という言葉に重みを感じてきた今日この頃のスズキです。  このたび「レジ檄」を執筆することになり、スズキのようないいかげんな人間に原稿を任せる新文化さんの懐の深さと無謀さにただただ飽きれるばかりです。そんないいかげんな人間の発言を不幸にも読んでしまった方が新文化さん以上に懐の深い人であることを祈りつつ、これから六回にわたりレジ檄を執筆させていただきます。  さてさて、来年二〇〇七年は戦

『痛風の朝』に寄稿しました

朝起きたらそこは激痛の国だった──痛友たちが自ら語る爆笑痛風エッセイ集。 8月27日に発売しました『痛風の朝』(キンマサタカ(編集)/本の雑誌社)にて、痛風と文学とのイタイイタイ関りと、実は痛風には人類史の進化最大の謎が...っていう「痛風文学」というコラムを寄稿しています。良かったら読んでください。 痛風の朝 キンマサタカ(編集) 発行:本の雑誌社 四六判 196ページ 定価 1,500円+税

ほんの小さなきっかけで人生には変化が生まれる。/『FlyFisher』2017年9月号掲載

ほんの小さなきっかけで人生には変化が生まれる。※『FlyFisher』2017年9月号掲載  今号で月刊誌としての本誌は最終号となる。 2012年の2月に店でフライフィッシングのイベントを開催するにあたり『FlyFisher』、『FlyRodders』、『フライの雑誌』と異なる会社のフラフィッシング専門誌に協力してもらった。  東日本大震災の年は、釣りを始めて一度も川に行かなかった初めての年となった。その翌年は僕自身が川と釣りへの意識がそれまで以上に高まっていたこともあり、

「後悔」と「言い訳」の釣り文学/『FlyFisher』2014年11月号

『FlyFisher』2014年11月号掲載  釣りに行く時はタックルと一緒に本を持っていく。実用系の本ではなく、随筆などのいわゆる釣文学と呼ばれる本である。 では釣場で読むかと言えば十中八九読まない。 文字を追うより魚を追っていた方が楽しいからだ。しかし、夕闇が迫り、浮かべたフライが見えなくなるのを合図に納竿し、テントの中でページをめくるのだ。一日を眠りにつくまで釣りに浸れる幸福感は格別なのである。 お酒が飲めない僕にとっての睡眠導入の役割も否定はできないが。 今回、釣