フリッカーレールズ【ゲームマーケット2022秋】
□○GAMESではゲームマーケット2022秋 両-エ30にて新作ゲームを2作品発売します!
昨日ご紹介させて頂いたハックガードに引き続いて今回は、フリッカーレールズのご紹介をさせて頂きます。
※エラッタ&FAQページ
閃きが瞬く間に道を拓く
フリッカーレールズは2人対戦用反転・連結のエリアマジョリティゲームです。
各プレイヤーは白と黒のレールチップを駆使し、リバーシのように相手のチップを挟み込み反転することで自らの線路を拡大しより長くレールを繋げていくことがゲームの目的となります。
ゲームの進行は大きく分けて3ステップ
袋からレールをドロー!
既に敷設されたレールと隣接するように新たにレールをセット!
自色のチップと挟み込まれた相手のチップを反転!
以上を1ターンとして繰り返し、3枚目の信号チップがドローされるまでに1つの路線がより長く繋がるようにレールを配置できたプレイヤーの勝利となります。
より詳細な説明は、動画を用意してありますのでこちらをご覧頂ければ幸いです。
動画によるルール説明
長距離路線か、環状線か、選択が勝敗を左右する
フリッカーレールズの攻防の目玉は、環状線を中心として繰り広げられる最初からトップスピードの真正面からの攻防戦と言っていいでしょう。
オーソドックスなリバーシ系のゲームにおいて最も強い戦法は、とにかく相手のチップが置ける場所を奪うように配置していく事が多いです。
しかし盤面の果てが無く、挟み込まなくてもチップが配置可能で、終了タイミングが信号チップに左右され、6枚以上の環になったレール=環状線を作ったプレイヤーが即座に勝利するこのゲームでは、上記のような迂遠な戦法でゲームスピードについていくことは難しいでしょう。
そのため各プレイヤーは場に出た信号チップの枚数を常に確認しながら、常に路線を拡大し、環状線を目指し、またそれを寸断するように全てのターンを最善の状態になるように打ち続ける必要があります。
そして、ターンの進行と共にまるで路線図のように拡大していくレールチップがより状況を複雑化させ、環状線や長距離路線といった勝負手の仕込みを後押します。
つまり、今その時の最善手を打ちながら、拡大していくレールの中で無数の勝利の種を瞬発的に敷設し続けていく事こそフリッカーレールズの攻略の鍵となります。
逆転性とゲームスピードへの拘り
□○GAMESではより深い思考体験をデザインするをテーマにゲームをデザインしてます。
フリッカーレールズにおいては直感的に戦略的な思考にたどり着けるように拘りました。
リバーシという素晴らしいゲームの美点と難点
リバーシというゲームは広く知られているだけあり、そのルールは直感的で分かりやすく、かつ老若男女問わずできるゲームです。
しかし難点として、シンプル故に実力差を覆せる要素が殆ど無く、最善の手を打ち続ける場合のプレイが消極的になりがちで、終盤戦は殆ど消化試合となる事が多いです。
よりアグレッシブなゲーム性に
フリッカーレールズでは、そのリバーシの素晴らしいゲームメカニズムをリスペクトし、かつ難所を解決できるようにデザインしました。
実力差による封殺を減らす為に、チップにバリエーションを増やし、勝利条件を単純なチップ枚数から路線の長さへと変更し、最後まで逆転の可能性を保ち続ける事ができました。
さらに、積極的なプレイが効果的になるように、信号チップという不確実な終了ターンを用いエッジ効果を低減することを試みています。
そして終盤が消化試合となる問題に対しては、環状線という新たな勝利条件が、ゲーム終盤の自由に拡大する路線の中でより大きな存在感を現すようになり、単純な路線の長さだけではない攻防の場を生みだすことを意識しました。
また環状線はリバーシにないテクニカルな勝利条件であり劇的な逆転要素となり、瞬間の閃きが相手すら予想もしないドラマチックな展開を生み出してくれます。
これらの試みによって15分の内の全てのターンが星が瞬くように楽しく、次々に反転し繋がっていくレールは劇的で、最後まで逆転のチャンスが残り続ける、常に興奮し続けれるゲームに仕上がったと自負しています。
応援よろしくおねがいします!
□○GAMESは今回のゲームマーケットが初めての参加となります。
自信を持って気合を入れてゲームを作っていますが、正直なところまだまだ無名なのが現実です。
そのため少しでも多くの人にフリッカーレールズを楽しんで欲しいのでフォロー&リツートで応援よろしくおねがいします!
では当日東京ビッグサイトの両-エ30でお会いしましょう!□○GAMESのカクとマルがお待ちしています!