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港の猫が生きる

野良猫が長生きするのはとても難しい。
ざっと検索して複数のサイトを見てみると、平均寿命は3年から5年くらい。
そして仔猫の生存率もざっと検索して、20%程度。
4匹の仔猫のうち1匹が生き残るかどうかと言う数字です。

さて、ここで飼い猫と比べてみると野良猫の短命さは一目瞭然で、

飼い猫の平均寿命、14.7歳
(2021年統計データ)

アニコム  家庭どうぶつ白書2023 より

飼い猫の平均寿命 15.79歳
外に出る猫 14.18歳、外に出ない猫 16.25歳

一般社団法人ペットフード協会 令和5年 全国犬猫飼育実態調査 より

およそ1/3程度しか生きられない事がわかります。

なぜこのような話を始めたのかと言うと、港に暮らす仔猫が先月1匹死んでしまいました。
4兄弟の中で最も身体が小さい三毛猫で、他の兄弟たちが駆け回るなか、この一匹は隠れて出てこないような臆病ない猫でした。

野良猫の死因として
交通事故、病気、猫同士の喧嘩による負傷、過酷な環境による衰弱、外敵による攻撃
等が挙げられます。

港の猫たちも生きていくのは過酷だというのを再確認する事になりました。
野良猫を可愛がる猫好きは、その辺りも考慮しなくてはいけないですね。


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