『泊まれないホテル』inカクカクブックス / Produced by Okazaki Micro Hotel ANGLE
カクカクブックススタッフ、カナコです。
いつの頃からか「旅」の仕方が変わってきた、そんな気がする私です。
アミューズメントパークや景勝地、有名な施設などいわゆる「観光地」と言われてきたものに興味が薄れ、なんてことない路地を歩いたり、その土地の人たちが日常的に行くお店が気になったり、まるでその街に住んでいるかのように楽しむ方が自分には合っているのではないか・・・。
愛知県岡崎市の小さなホテル「ANGLE」さんに泊まって、街の中を散策した時に、ふと、思うようになりました。
ANGLEさんは6室だけの小さなホテルで、そのこぢんまりとした感じがとても身の丈にあっていて心地よい。
カフェにちょっと寄ったくらいのカジュアルで気軽なエントランス、目に入るものが全てストレスなく自然なホテル空間、シンプルだけどどこか温かみのあるお部屋、とても居心地が良い宿泊体験でした。
そしてそれだけではなく、1Fのスペースでは街の人たちが日常的に訪れていて、スタッフさんからも街の情報を教えてもらって、そのまま街へ繰り出し、街の住人になるような感覚。
もしかしたらこれを「居場所」と言ってもいいのかもしれない、と思うくらいの、自分の場所感が芽生える不思議な旅になりました。
宿って不思議ですよね。
普段仕事ではビジネスホテルに泊まりますが、宿を楽しむというよりは快適に寝られてストレスや面倒がない空間を好みますし、観光で遠くに行くぞ!となったらそのホテルの雰囲気そのものも楽しんだりもします。
ホテルの建築的な美しさとか、温泉などの施設の良さとか。
だけどANGLEでの体験は、単に宿泊する場としてというよりは「私と街を繋ぐ場」のような感覚がありました。
ホテルがちゃんとこの街の魅力を伝えるメディアになっていて、そこに宿泊客はスルリと迎え入れられる。
そんな宿の魅力を、カクカクブックスでもお伝えできたらと思い、今回の企画をANGLEのオーナーの飯田圭さんと考えました。
カクカクブックスは本屋ですが、その一角に「泊まれないホテル」が出現します。
どういうことなの?と思いますが、私もまだわかりません。笑
泊まれないホテルを体験しながら、岡崎の街の魅力や宿という場所がどんな役割を果たしているのか、新しい旅の仕方について感じる企画になればいいなと思っています。
また、ホテルオーナーの飯田圭さんとのトークイベントも開催します。
実際に宿をやることについての思い、旅や観光についてのお話も聞いてみたいと思います。
旅が好き、街歩きが好きな方、
まちづくりや観光、コミュニティに興味がある方、
自分で何かやってみたい、宿や場づくりをしてみたい方、
ぜひご覧いただけたら嬉しいです。
POPUP
『泊まれないホテル』inカクカクブックス
Produced by Okazaki Micro Hotel ANGLE
●開催:2024年1月13日(土)〜1月28日(日)11:00~18:00
※期間中の休日:16日(火)、23日(火)、24日(水)
●会場:カクカクブックス
岐阜県各務原市那加南栄町23-1
●内容:Okazaki Micro Hotel ANGLEによる企画展
・どなたもご自由にご覧いただけます
⭐️企画展をご覧いただいた方でANGLEに宿泊予約される方には特典があります!
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TALK EVENT
『これからの観光、宿というメディア』
Okazaki Micro Hotel ANGLE 飯田圭×オゼキカナコ
●開催:2024年1月12日(金) 19:30~21:00
●参加費:¥1000+ワンドリンクオーダー
キャパの関係上、ご予約優先です。空きがあれば飛び入りOKです!
●会場:カクカクブックス
岐阜県各務原市那加南栄町23-1
※イベント時は駐車場のご利用ができません。
「市民公園」周辺の駐車場(3時間無料)をご利用ください。
※最寄駅:JR那加駅,名鉄新那加駅,名鉄市民公園前駅それぞれ徒歩8分。
●ご予約はこちらから↓
▶︎お問い合わせ
カクカクブックスLINE公式アカウント
※体調の悪い方、熱・せきなどのある方はご遠慮ください。
※普段猫がいる部屋を使います。当日は猫はいませんし部屋も掃除しますが、猫アレルギーのある方などはご自身でご判断いただきますようお願いいたします。
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