強みの発掘

「好きなこと、やりたいこと、興味があることを仕事にする」というのはとても理想的な働き方かもしれません。

誰にでもその可能性は開かれていると思います。

好きなことであれば、他人から見て努力に見えるようなことも努力と感じずに取り組んでゆける可能性があり、これは非常に有利な状況ではあります。

ただ、「お金を稼いでゆけるか？」ということを基準にした場合はどうでしょうか？

どんどん専門特化してゆく社会にあっては、かなり尖った専門性や特色が無いと難しい一面もあるかと思います(自分がお客さんならより専門性の髙いものの方が欲しいですよね)。

趣味が高じて仕事になったら最高だと思いますが、趣味が高じるまで(？)には別な収入源が必要とも言われたりしますよね。

また、いくら興味があることとは言っても、自分にとっての経験が少ないことであれば、それなりの時間的投資は必要になると思います。

競合他職種と差別化が図れるほどの専門性を手に入れるとなると、家族や大切な人との時間などを犠牲にする場合も出てくると思います。

そうなると辛くなったりします(少なくとも自分は辛いっす)。

仕事としてするからには、ある程度の覚悟が必要だ…とか言われちゃうと、好きなことするのに覚悟って何か大変‼ってなります。

そこで、自分の強みを活かせたらどうかな？という話です。

強みと言うのは、大した努力も無くできてしてしまうようなことです。

大した努力も無く当たり前にできてしまうので、当たり前過ぎてご本人は気付いていない場合が結構多いと思います。

気付いていても、当たり前過ぎてご本人は謙遜したりします。

「私は～くらいししかできないからなぁ～」とか。

でもよくよく考えると、当たり前のことって存在しないと思うので、当たり前にできてしまう時点で、もうかなり凄いことだと思います。

それはもう本当才能です。

好きなことで勝負するより、得意なことで勝負した方が絶対勝ちやすいですよね。

得意なことで収益化できると、好きなことで収益化を図らなくても良くなるかもしれませんしね(得意なことを周辺に配置して収益化＋好きなことは無料で提供みたいに…)。

まずは自分の強みを発掘するのも楽しいですね。

自分の強みは、親しい人は気付いていたりするものなので、家族とかに聞いてみるのがてっとり早いと思います。

クライアントさんと接していても強みが無い人には今まで出会ったことが無いので、誰にでもありますね～と思う今日この頃でした。