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複数ジャンルのゲーム同士でバトロワする案を考えてみた
結構前の投稿で思いついた案をちゃんと一回の投稿にまとめようという話なので、そっちを読んでい頂いた方には目新しさは無いかもしれません。
考え方的にも今までの投稿とそんなに変わらないと思いますが、その後で考えたことを追加する感じです。
ベースとしては、テトリス99を思い浮かべていただければ分かりやすいと思います。
それから、今までの投稿での高評価やフォローなどありがとうございます。
久々の投稿な気がしますが、そのまま放置だった可能性も高かったかもしれないので許してください。
無理やりなんか内容作って書くとかはしない方針ですが、また気が向いたらなんか書くかも知れません。
…それなりに長い内容じゃないと書く意味ないなあとか思って、なかなか書き辛くなっていたりするんですけどね。
今の時代、短くサクっと終わった方が読みやすくて評価も高いと思うし、その方が投稿頻度も上がると思うのですが、まあそれはそれで。
基本的なシステムの考え方
上にも書きましたが、基本はテトリス99や、現在は終了しているマリオ35などを参考に考えています。
それを、どのジャンルでも対応出来そうなように考え直してみたという感じですかね。
初心者5分、基本10分、終了15分の耐久型バトロワ
この考え方が基本になります。
それぞれプレイヤーごとに分かれたフィールドで耐久型のゲームをして、時間が経つごとに少しずつ難易度が上がって行き、他のプレイヤーに攻撃することで相手のフィールドの難易度をさらに上げる、という感じです。
受ける攻撃に上限があったりして、最初の5分は初心者でも自滅以外ではほぼ負けないような作りにします。
そして、それなりに慣れたプレイヤー達の間では10分程度で決着が付くようにします。
それでも決着が付かない場合は、15分で強制終了という感じです。
テトリス99では15分過ぎてもトップ層なら対戦が続いてしまいますが、今回の案ではそこで打ち止めの同率1位になるか判定勝ちかのどちらかになります。
テトリスを例にすると、10分経ったら床がせり上がってきてフィールドが狭くなり、15分でフィールドが天井までせり上がって強制終了ですかね。
あと、ただの耐久ゲームだと相手を倒す意味が無いので、これもテトリス99と同様に相手を倒すことでバッジを獲得して、火力が上がるなり何なりして1位争いが有利になるようにします。
共通ルールに則ったゲームを個別に開発してもらう
今回のバトロワ案で重要なのはここになります。
つまり、バトロワのサーバーを管理する側が全てのゲームの遊び方を考えて開発するのではなく、他のゲームを「5分初心者、10分基本、15分終了の耐久ゲー」の型に当てはめたゲームに作り直して貰い、それをテトリス99のようにバトロワとして対戦させるという形です。
格ゲーやFPSなどをこの型にはめ込もうとするとミニゲーム的な感じになると思いますが、この方法ならあらゆるジャンル同士での対戦が可能となります。
コマンドRPGなんかも、リアルタイム性にするという前提さえクリアできれば何とかなりそうです。
グラフィック性能が必要なジャンルの画面を大量に表示とかは難しそうなので、ある程度の簡易表示になってしまいそうですけどね。
個々のメーカーに耐久ゲーを開発してもらう事で、千タイトルでも一万タイトルでも対応可能という可能性が生まれるわけです。
収益的にどうするかというのはいくつか考えられますが、そこはどれが現実的かとかは詳しくないので、今回は割愛します。
それこそテトリス99みたいにゲーム機メーカーがゲーム機のサービス普及のためにサーバーを提供する、ってなったら話が早いのですが。
その場合は他のゲーム機で遊べないという欠点が残りますけどね。
理想は、各メーカーに耐久ゲーを提供してもらう代わりに、対戦環境の方を無料または格安で提供するという形になります。
どんなに個々のゲームのプレイヤーが過疎ってしまったとしても、常に対戦環境が用意されていて、他のゲームとであればいつでも対戦相手がいるという形にしたいです。
ほぼ自動的に各ゲーム間のバランスを調整する
千も一万も対応ゲームがあった場合、それぞれのバランスを調整するのが課題になるかと思います。
なので、「同じくらいの腕前の人が互角」というのは諦めます。
代わりに、「個々のゲームでの上位、中位、下位が他のゲームの同じ位置の人と互角」というのを目指します。
どういうことかと言うと、例えば売り上げ500本のインディーゲーがあったとします。
人が少ないのであんまりガチでやっている人も少なく、ちょっとハマったら簡単に上位1%の腕前になってしまったとします。
この場合、超有名ゲームの上位1%と互角の対戦が出来るようなバランスを目指すという事です。
超有名ゲームの上位1%なんて簡単になれるものでは決してないので、ほぼ確実に売り上げ500本の上位1%と同じくらいの腕前なわけがありません。
しかし、それが互角で構わないというのを許容することにします。
もっと言ってしまうと、課金が正義のゲーム、プレイ時間が正義のゲーム、そして実力主義のeスポーツタイトルの上位がそれぞれ互角の戦いをするような感じになります。
こんな調整でも大丈夫だと思う根拠については、後ほど説明します。
テトリス99を参考にして、プレイヤーそれぞれが各々のフィールドの中で耐久ゲーを行い、相手のフィールドに影響を与えることで攻撃になる、というバトロワになります。
テトリス99のような直接的な攻撃だけでなく、マリオ35のように相手フィールドの敵が増えるなども攻撃になります。
なので、各ゲーム間のバランスというのは、相手のフィールドに攻撃した時の火力のみを調整することになります。
というわけで、各々のゲームのプレイヤー勝率を参考に、他ゲームへの火力を調整していくことになります。
この時、全てのゲームの上位、中位、下位の割合がだいたい同じになるようにします。
なので、システムで自動的に調整出来れば話が早いです。
そうでなくても、方針が決まっているので、データを見ながらある程度は機械的に人の手で調整が可能だと思います。
もしシステムで自動的に調整が可能であれば、直近一年間くらいのデータを参考に、毎日火力調整をしてしまっても良いくらいです。
ゲーム間の完全なバランス調整は不要だと思う
同じくらいの腕前なら他のゲーム同士でも同等の実力で対戦、というのが理想ではあります。
しかし、これはゲームが多くなるとバランスを取るのがかなり難しくなるので、今回は考えません。
それでも大丈夫だと思う根拠について説明していきます。
その理由は、今回のバトロワ案はガチ勢に向いていないからです。
ゲーム初心者でも楽しめるようになっていて、ある程度上手くなってから何度かプレイすれば1位になれる可能性がある、というテトリス99の特徴をそのまま受け継いでいます。
ガチ勢はタイマンとかチーム戦とかで、はっきりと実力で勝敗を付ける方が好きなはずです。
なので、テトリスでもガチ勢はテトリス99をメインにすることは少なく、タイマンが出来る別のテトリスで遊ぶことが多いです。
プレイヤー人口が少なくて単独のゲームだけでは対戦がほとんど出来ないというゲームなら、ガチ勢が今回のバトロワ案の方でガチに遊ぶというのもあるかも知れません。
その場合は、対戦相手がいるだけマシという事で勘弁して下さい。
とにかく、ガチ勢がガチに遊ぶタイトルやモードなどと、今回のバトロワ案は別々に考えることになります。
厳密なバランス調整が求められる場合と言うのは、eスポーツなどのトップ層を前提とした対戦の場合が多いので、そういうガチ勢があまり多くなさそうな今回の案では大丈夫だと思います。
そうなると、初心者や少し慣れたあたりの人達が快適に対戦出来る方を優先することが出来て、ガチ勢はたまに遊んだらそれなりに1位が取れるというくらいに落ち着くと思います。
テトリス99がまさにそんな感じです。
ガチ勢のメリット(マイナータイトルの場合)
対戦相手がいるだけマシ、これに尽きます。
マイナーなゲームだと本当にネット対戦が出来ないというケースが結構多いので、いつでも対戦相手がいるというのは本当にありがたいはずです。
とはいえ、今回のバトロワでの勝率などを、個別のゲーム内でのランキング機能などでガチに争うなどという遊び方も可能かと思います。
そして、もうひとつ。
マイナーゲーのガチ勢が1位を取りまくることで、他の対戦者にそのゲームの名前が知られることになり、対戦内で宣伝をすることが可能になったりすると良いと思います。
好きなゲームだからこそ、一人でも多く名前を覚えてもらって、その中の何人かは実際に遊んでくれるかもしれない。
それでマイナーなゲームが実際に遊んで面白かったりしたら、急に配信でバズったりする可能性もあるかも知れません。
インディーゲーとかもチャンスの場になりそうです。
ガチ勢のメリット(有名タイトルの場合)
有名タイトルの場合は元々の遊び方で人口が多いので、別に今回のバトロワ案で遊ばなくても問題無いです。
とはいえ、アクション系なら新しいキャラの操作感をちょっと試すなど、使い道はあるかも知れません。
それよりも、プレイヤー人口を増やす方向に使える可能性があります。
例えば、eスポーツの大会でガチ勢の対戦を見た新規層がいても、ガチの対戦は難しいという場合は多いと思います。
その場合に、今回のバトロワ案なら気軽に遊べるので、そっちでも構わないので遊んでもらうという流れになります。
それでも、基本操作などは遊んでいれば覚えられるようにすれば、そこから何割かはガチ勢に移るかも知れません。
そうでなくても、ガチ勢が何をやっているかが少しは理解しやすくなり、次の大会ではさらに観戦が面白くなり、さらにeスポーツが盛り上がるという流れになる可能性もあります。
個人的なイメージとしては、例えばプロ野球の観戦を楽しんだ人がすぐに9人集めてガチな野球を楽しむのは難しいですが、家の近くにバッティングセンターがあったら気軽に楽しむことが出来る感じです。
そんな立ち位置になればと思っています。
また、本来のガチ勢向けのゲームの方での調整をそのままバトロワに持ってきても、その後にゲーム間の火力調整をすることによって、全く同じ操作感などを保ったまま遊べたりもします。
おわりに
というわけで、こういうゲームというかシステムがあったら良いなあという話でした。
対戦ゲームは対戦相手がいないと話にならないので、こういう形で常にプレイヤーを確保できればなあと考えました。
もちろん、色んなゲーム同士で対戦できるという、夢のような話でもあるわけです。
テトリス99が初心者向けバトロワとして秀逸だと思っているし、似たようなマリオ35とかそういうのがあったので、もう何でもアリじゃないかと思ってしまいます。
やっぱ個別にフィールドを分けて影響を与え合う、という方式が何でも行けそうな気がするし、初心者にも優しいんだなあと思います。
ガチ勢には微妙ですけど、そこを逆手に取ってバランス調整を初心者など向けに振り切っています。
あと、タイマンがメインの対戦ゲームは、やっぱり難しくて続かないという人が多いと思うのですが。
単純にキャラを動かしたり技を出したりするのが面白いというのも多いのに、対戦や練習が苦手で続かないというケースは本当にもったいないと思います。
そういう場合にも、今回のバトロワ案が有効だと思います。
まあ結局は、個々の耐久ゲー部分が面白いかどうかという最大の課題が残ってしまいましたけどね。
こればっかりは、今回の案としてはしょうがないです。
まあ、耐久ゲー部分の面白さは個々のメーカーの腕の見せ所、ということでお願いします。
というわけで、ここまでお読みいただいてありがとうございました。
※続きです
システムの内容については今回書いた通りです。
続きはどちらかというと、バトロワを行ったらどうなるか、というような話が中心です。