自民党新総裁選出
昨日、自民党総裁選が行われ、菅義偉官房長官が選出された。明日、臨時国会にて99代首相に指名され、同日中に新内閣が発足する。菅氏は、規制改革をうたっており、役所の縦割り、既得権益、先例主義を打破すると力説している。任期は1年だが、具体的にどのような政策をうつのか注目される。しかしながら、安倍政治継承が自民党の選択である以上、大きく変わるとは考えにくい。安倍政治を実際にコーディネートしていたのは菅本人であったのだから。世論に耳を傾けず、違憲ともいえる安保政策を推進、大企業優先政策で格差拡大、このすべてに関与した菅氏の規制改革とは一体どのようなものなのだろうか。7年8ヶ月の反省が先行されるべきであろう。