並外れた意識を!
植村邦彦の著作、『隠された奴隷制』を読みました。
私自身の問題意識と相俟って、非常に気付きが多かったです。
賃金アップを要求する労働者たちに対して、マルクスは、賃上げ反対ではない、賃金制度の廃止だと言いました。なんて、並外れた意識なんでしょうか!
しかしながら、今、このような並外れた意識を持つことが要求されているとつくづく思います。
資本という巨大な怪物に回収され、資本の基準が私たち自身の内面に規範化されてしまったこの私たちが、真に公正な感覚を取り戻すためには、やはり、並外れた意識を持つことが不可欠。
では、並外れた意識をもつためには、どうすればいいのでしょうか。
学問自体が資本に回収されてしまった今日、真の学問に立ち返ることから始めてみようかと思います。
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