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自分らしい生き方をするために自分らしい逝き方を考える

自分の「終わり」について意識する

今から4年ほど前、ちょうど自分が40歳になる年に、ぽっかり時間ができたときがあった。そこで、それまでの人生、自分が考えていること、自分がやるべきこと、自分がやりたいことについてまとめてみたのだ。

その結果、自分にはもう、やり残したこともなく、どうしてもやりたいこともなく、私がどうしてもやらなければならないこともないことに気が付いた。

なんとなく、「もういつでも人生終わりでいいかな」という状況に自分があるということに気が付いたのだ。

こうして、人生の「終わり」を意識した私は、自分の「終わり方」について漠然と考えるようになった。

自分はどのように終わるのだろう?どのように終わりにしたいだろう?

もし選ぶことができるならば穏やかな終わり方、できるだけ苦しくない終わり方がいい。
しかし、終わりがあることは確実であっても、(自死や安楽死でない限り)自分ではその方法を選ぶことはできない。そういった不安がある。

どのような終わり方をするか分からないけれど、終わり方をある程度イメージしておくことで、漠然と不安を抱えているよりは、スッキリして、ある程度安心できるかもしれない。そうすれば今を精一杯生きることができるかもしれない。

今を精一杯生きるために、終わりに向けて準備する。
自分らしいより良い生き方をしたいために、できる範囲で自分らしい逝き方を考える。
これからちょっとずつ準備を進めていきたいと思う。


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