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孤狼の滝を見にいく 2021/08/21

日記

・そういえば、昨日初めて日傘を本格的に使ったのに全然感想とかを書いていなかった。

・えーーーー、日傘……嘘かも。

・涼しくなっているのかどうかわからないし、ちょっと強い風が吹くとすぐにひっくり返りそうになり、かなり心もとない。まぁ涼しさに関しては、昨日は激烈に暑かったわけでもないのでまだ判断できないものの、風問題は結構深刻……。ちょっとした風が吹くたびに、傘の骨がガタガタと揺れだし、ひっくり返るか!?ひっくり返るんだったら事前に言ってね!? と心配しなければならない。ドライブで車酔いしている人の隣に座っているときと同じ気分だ。昨日はそれがストレスで途中で差すのをやめた。

・もう少し使ってみてから総合的な判断を下すことにはなるが、ここから立て直すのはかなり厳しいのではないかと思う。日傘、君は敵か味方か……。



・昨日『ヤクザと家族』を観た流れでヤクザ映画を観たくなり、ちょうど今続編が公開されている『孤狼の血』を観た。

・初っ端から豚の肛門から糞が放り出され、小指が大鋏で切り落とされる映像を見せられて笑ってしまった。初速の勢いがすごすぎる。その後も勢いを保ったまま最後まで走り抜けるので、終始圧倒されたまま2時間が過ぎていった。誰も無事なままでは済まないんだろうなぁ……と直感で知らせるこのヒリヒリ感が良かったな。


・あと、7人のおばさんが滝を見物に行って遭難する映画『滝を見にいく』も観た。

・めちゃくちゃ面白かったなぁ。おばさんたちが遭難するだけで、他に特別なことはなにも起きないのに、なんでこんなにも面白いんだろう。作中で激震が走ったポイントが「食べられそうなくるみを見つけた!」とか「蛇(小ぶり)がいる!」とかなのが最高。

・こういうひとときだけの関係というか、この時間が終わればまた元の日常に戻っていくんだろうなと感じさせるシチュエーションって好きなんだよな〜。だからこそ、みんなでなんとなく大縄跳びしてみたりする一瞬が輝き、より尊くなる。同じ沖田修一監督の『キツツキと雨』も同じように、その時だけの関係を描いていて良かったな。まぁ、こっちのおばさんたちはこの後にメアドの交換とかして、正月にはあけおめメールを送り合ってそうだけど。

・観た後に調べたら、おばさんたちはオーディションで一般人の方から選んだみたいでびっくりした。それであんなリアルな演技できるんだ! すごすぎる。

・本当によかった。


・観た映画の感想を書くようになってもう2年くらい経つけど、全然感想筋みたいなものが発達しないな。ずっと信じられないくらい薄い感想を書き続けている。

・でも、それでいいのだ(バカボンのパパになっちゃった)。感想を書いた映画は後になっても割と内容とか、その時思ったことを覚えていることが多い。あと、なにもなかった日も映画の感想を書くと日記の文字数が多くなるから便利。

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