フォールガイ観た観た日記 2024/09/14
日記
・明日はかなり早起きをしなければいけない日だ。そのことを思うだけで日記を書く気がなくなっていく。
・そういうわけなので、映画の感想だけ書いて、それを今日の全てということにする。
・『フォールガイ』を観てきた。すでに公開して1ヶ月近く経ってしまったけど、気になっていたので滑り込みで観られてよかった。
・命がけのスタントに失敗して大怪我を負い、映画界から自ら姿を消したスタントマンのコルト。駐車係に職を変え、アクションとは無縁の日々を過ごしていたが、元カノのジョディが初監督を務める作品に突然誘われ復帰を決意。早速危険なスタントを連続でキメるコルトだったが、彼が長くスタントダブルを務めてきた大人気俳優トム・ライダーが謎の失踪を遂げたこと、探し出さなければジョディの映画は製作中止となることを告げられる。ジョディのため、映画のためにライダーの行方を追うコルトは次第に大きな陰謀に巻き込まれていき……というおはなし。
・爆破、爆破、爆破に次ぐ爆破と超絶カースタントの連続でずっとすげ〜〜〜〜〜と思いながら観ていた。ライダーの行方を追いつつ映画の撮影も同時に進んでいく前半は流れがぶつ切りになっているような印象があったのだけど、事件の真相が見え始める中盤からは話の盛り上がりと超絶アクションがマッチして、勢いを落とすことなくエンドロールまで走り抜けていった。ポップコーンムービーを徹底的にやり切っていてカッコいい。難しい話はなく、わかりやすく楽しく面白い映画だった。エンドロールまで楽しませてくれる映画は名作と相場が決まっている。
・人気俳優失踪事件の謎を追うアクション映画であるのと同時に、映画を作る映画でもあり、裏方と呼ばれる人々への愛に胸を打たれた。終盤の見せ場のシーンでは"陰の主役"たちが、彼らの持つ技術を存分に発揮して"主役"になっていてアツい。描く対象への真摯さが良かった。作中作のクオリティも相当なもので、映画2本分の予算と労力がかかかっているのではと思いさえした。
・あと、犬の映画でもあるな。犬、大活躍。アタック!!と自分もけしかけたくなる。
・今、寝られる時間を逆算したら嫌な気持ちになってしまった。仕方がないので超速で入眠するしかない。